研究会・シンポジウム

第12回 次世代育成のための教育・アウトリーチ活動研究会

更新日:2017.12.02 カテゴリー:研究会・シンポジウム

日程 2019年8月31日(土)
場所 東京大学 生産技術研究所
講師 隅田 学先生(愛媛大学教育学部 教授)
辻  健先生(筑波大学附属小学校 教諭)
加藤 浩先生(株式会社関水金属 代表取締役社長)
川越 至桜先生(東京大学生産技術研究所 講師/次世代育成オフィス(ONG)室員)
主催 生産技術研究奨励会 特別研究会RC-83 次世代育成のための教育・アウトリーチ活動特別研究会
協力 次世代育成オフィス(ONG)
参加者 中学・高校教諭や大学教員、企業関係者など25名

生産技術研究奨励会主催により「第12回次世代育成のための教育・アウトリーチ活動特別研究会」を開催しました。講演会には中学・高校教諭や大学教員、企業関係者など25名が参加しました。

はじめに、愛媛大学教育学部の隅田 学先生から、基調講演として「全ての子どもたちの能力を伸ばし才能を開花させるための科学教育」についてご講演いただきました。学習困難と才能を併せ持つ二重に特殊な(twice-exceptional)子どもや幼年児を対象とした科学教育実践・研究等を紹介しながら、全ての子どもの個性や才能を伸長する科学教育の展開についてお話いただきました。

続いて、筑波大学附属小学校の辻 健先生から、日産財団が発行した『わくわくサイエンスナビシリーズ2「住まいのお話」』を活用して、小学校理科における単元開発を行い、実践した内容を中心に、株式会社関水金属の加藤 浩先生から、2017年11月に米国ミルウォーキーで開催された「TRAINFEST」 への遠征を終えて、鉄道模型コンテスト2017、第9回全国高等学校鉄道模型コンテスト(モジュール部門)、T-TRAKジオラマコンテストにおける同社の取り組みの一端をご紹介いただきました。

また、東京大学生産技術研究所の川越至桜先生から、8月以降に実施したものを中心に、本所の取り組みについて紹介がありました。

その後の総合討論では、教育・アウトリーチ活動について様々な立場からの意見が出され、活発な意見交換が行われました。

隅田先生による基調講演

辻先生による講演

加藤先生による講演

川越先生によるONGの紹介

参加者間の活発な討論

ONGの活動紹介(地震振動模型)