平成24年度から平成28年度までの5年間、岩手県釜石市と本学との間で開設した「東京大学釜石カレッジ」に協力する形で、岩手県立釜石高等学校SSHの課題探求学習について学習支援を行ってきました。釜石カレッジは終了しましたが、引き続き協力いただきたいということで、今年度も同校における課題探求学習について学習支援を行いました。
今年度で6回目を数える同校での学習支援は、生徒が取り組んできた探究活動の成果発表の場となる「中間発表会」に出席し、理数科8グループが行うポスター発表を聞き、これまでの活動に伴う評価を行うと共に、翌年始めに開催される同校での「最終発表会」に向けてアドバイスを行いました。半数のグループは、地震や津波に関連したテーマを設定、東日本大震災の後遺症(ヘドロ)を改善したい意欲と今後の備えに対する姿勢が見られる発表で、大変印象深いものでした。