12月13日(土)、 次世代育成オフィス(ONG)は、本学 社会連携本部とともに、コンベンションホールにて「第6回 次世代育成教育フォーラム」を開催しました。本フォーラムは、全国の教育関係者や企業関係者、学内関係者等を対象として開催されているもので、現在実施されている様々な次世代育成・高大接続事業の取り組みを紹介するとともに、今後の産官学民連携・協力の契機とすることを目的としています。今回のフォーラムでは、2022年度から本格導入された「総合的な探究の時間」を中心に、教科等横断的な学びを通じたSTEAM教育の広がりや、外部との協働の進展を振り返りながら、「主体的・対話的で深い学び」をさらに深化させるために、大学や企業がどのように関わり、学校現場と連携していくべきかを議論しました。加えて、大学の果たす役割、外部人材の参画、カリキュラム・マネジメントを通じた教育の発展について展望し、社会が求める未来人材像を、学校と社会が協働していかに実現していくかを、多様な事例とともに考察しました。
総合司会は ONG 徳本 有紀 室員・准教授が務め、開会挨拶は本学 津田 敦 理事・副学長・社会連本部長が行い、続いて本学 社会連携本部 丹下 健 副本部長より本フォーラムの趣旨説明が行われました。さらに、経済産業省 商務・サービスグループ サービス政策課 教育産業室 柳橋 幸裕 企画官より来賓のご挨拶をいただきました。基調講演では、文部科学省 初等中等教育局 教育課程課 堀川 拓郎 学校教育官、大分大学 教育マネジメント機構 STEAM教育推進センター 竹中 真希子 教授より、次期学習指導要領の方向性やSTEAM教育の最新動向、今後の展望についてご講演いただきました。
後半のパネルディスカッションでは、「未来社会を担う人材育成に向けた大学・企業・学校の協働」をテーマに、ONG 川越 至桜 室員・准教授をモデレーターに、堀川学校教育官、竹中教授に加え、埼玉県立春日部女子高等学校 田中 佐和 教諭、株式会社乃村工藝社 中村 友羽 氏にパネリストとして参加いただきました。ここでは、学校・大学・企業がそれぞれの立場から、未来社会を見据えた人材育成に向けた役割と現状について共有しました。そして、STEAM教育や探究活動における外部連携の現状と課題、さらに「主体的・対話的で深い学び」を一層深化させるために求められる協働のあり方や提案について、活発な議論が交わされました。
最後に、ONG 大島 まり室長・教授による総括、年吉 洋 所長の閉会挨拶で幕を閉じました。参加者からは「次期学習指導要領を見据えた新しい探究活動の方針や、現在実践されているSTEAM教育の事例紹介などを拝聴し、現在から将来に向けた探究の潮流を知ることができ、大変有意義だった。」「探究活動に対し新しい視座を得ることができ、今後、探究活動を展開する際に大変役立つと感じた。」「産官学民の連携による教育モデルの可能性に期待したい」との多くの声が寄せられました。会場・オンラインともに多数の参加者を迎え、盛況のうちに終了しました。ご協力いただいた登壇者、参加者の皆様に心より感謝申し上げます。
(次世代育成オフィス 室員・准教授 川越 至桜 、 学術専門職員 上田 史恵)

柳橋企画官による来賓挨拶


堀川学校教育官と竹中教授による講演

川越准教授による話題提供


田中教諭と中村氏による話題提供

パネルディスカッションの様子

登壇者の集合写真

