駒場リサーチキャンパス公開

未来の科学者のための駒場リサーチキャンパス公開 2018年

更新日:2018.06.09 カテゴリー:駒場リサーチキャンパス公開

日程 2018年6月8日(金) ~ 2018年6月9日(土)
場所 東京大学 駒場キャンパス
講師
主催 次世代育成オフィス(ONG)、SNG(Scientists for the Next Generation!)
協力 JX金属株式会社、東京地下鉄(東京メトロ)株式会社、日本精工株式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社、日本航空株式会社
参加者 2日間で中学・高校31校と個人の参加を併せて1278名が参加(研究室見学)

次世代育成オフィス(ONG)では、6月8日(金)、9日(土)に開催された「駒場リサーチキャンパス公開2018」において、例年同様、所内ボランティアグループであるSNG(Scientists for the Next Generation!)と協同で、中学生・高校生のためのプログラム「未来の科学者のための駒場リサーチキャンパス公開」、連携企業による体験型ブースの出展(中学生・高校生向け特別イベント)を行いました。今年は、これらに加えて、小学生・中学生向けの「理科教室」として、連携企業との共催により二教室を開講しました。

まず、「未来の科学者のための駒場リサーチキャンパス公開」には、事前に申込みのあった31校より、1,300名近くの参加がありました。本イベントにおいて、ONGでは中学生・高校生対象の団体コース見学を設定し、大学院生等の引率員の先導により、研究室の見学を行いました。

今年で7 回目となる地下アトリウムでの「中学生・高校生向け特別イベント」では、昨年度も出展いただいたJX金属株式会社(JX金属)、東京地下鉄株式会社(東京メトロ)、日本精工株式会社(NSK)、日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)の連携企業四社に加え、新たに日本航空株式会社(JAL)の協力を得て、企業展示を行いました。企業の方より直接説明を聞き、デモを体験することができることもあり、2日間で1,500名以上が参加されました。

また、連携企業であるJX金属、JALより協力を得て、同社との共催により、初めて「理科教室」を開講しました。「JX金属理科教室」では、銅の湿式製錬の流れを模擬的に体験してもらい、電気・電子製品に欠かせない金属「銅」の特徴や化学反応への理解を深めてもらいました。「JAL理科教室」は、「翼をつくろう」をテーマに、同社が開発した教材を用いて飛行機を組み立て、その後、アプリを使い、組み立てた飛行機がどのような飛行をするか体験してもらいました。

実際に体験しながら説明を受ける生徒たち

先生からの説明に耳を傾ける生徒たち

地下アトリウムのNSKブース

地下アトリウムの東京メトロブース

地下アトリウムのJX金属ブース

地下アトリウムの日本IBMブース

地下アトリウムのJALブース

実験を通して銅の特徴を学ぶ中学生(JX金属理科教室)

飛行機を組み立てる小学生(JAL理科教室)