生産技術研究奨励会主催により「第13回次世代育成のための教育・アウトリーチ活動特別研究会」が開催され、同会に協力しました。講演会には中学・高校教諭や大学教員、企業関係者など24名が参加しました。
はじめに、山形大学地域教育文化学部の河野 銀子先生から、基調講演として「女子中学生と保護者のSTEAMに対する認識:内閣府調査の2次分析から」についてご講演いただきました。内閣府の調査から、女子中学生の進路選択および保護者の意識について、特に注目し、STEAMに対する認識についてお話いただきました。
続いて、滋賀県立高島高等学校の小池 充弘先生から、「高等学校の学力育成プラグラム‐‐高大連携・課題研究からその先へ」についてご講演いただきました。SSH授業の再構築と、人材育成の視点での高校教育の改善を検討したことから見えてくることについてご紹介いただきました。
引続き、株式会社キャリアリンクの若江 眞紀氏から、「産官学民“融合”による次世代育成-“教育支援”から“教育HR”への挑戦」ついてご講演いただきました。産官学民を融合させることで教育支援と同時に現場で活躍する人材を育てる教育HRの可能性についてご紹介いただきました。
また、本所の川越 至桜先生から、次世代育成オフィスにおける教育活動と教材開発について紹介がありました。
その後の総合討論では、教育・アウトリーチ活動についてさまざまな立場からの意見が出され、活発な意見交換が行われました。
河野教授による講演
小池先生による講演
若江氏による講演
川越先生によるSTEAM教育の紹介
参加者による意見交換
ONGの活動紹介(地震振動模型)