東京地下鉄株式会社(東京メトロ)と次世代育成オフィス(ONG)が連携し、中高生を対象とした「鉄道ワークショップ~車輪のしくみを考えよう~」を開催しました。平成25年より中学・高校の夏休みの期間を利用して開催され、今回で4回目となります。本ワークショップは2日間の連続講座となっており、1日目は、東京メトロの中野車両基地内において、グループワークと地下鉄車両の整備、点検作業の見学を行いました。2日目は、本所において、車輪の曲がるしくみについて模型を用いた実験、講義を行うとともに、科学技術と社会とのつながりについての講義を行いました。7月26日(火)、27日(水)に中学生クラス、8月2日(火)、3日(水)に高校生クラスが開催され、計50名が参加しました。
参加者は鉄道に関する知識が豊富で、また鉄道への関心が非常に高く、1日目の車両基地見学では細部に至るまで写真を撮るなど、熱心に見学していました。2日目の講義では、車輪模型を使って何度も実験するなど、積極的に参加している様子が印象的でした。ワークショップ終了後の交流会では、参加者同士が鉄道に関する情報交換を行うなど、大変に盛り上がりました。
車輪模型を用いた実験の様子(中学生クラス2日目)
石井和之教授による講義風景(中学生クラス:2日目)