教材・教具について
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教材・教具について
ONGが考案した教材は、様々な探究活動の中の「問いを設定する」場面で活用できます。
対面の授業で大いに活用できる「透明なアクリル板」を使用した教材をはじめ、そのアクリル板をデジタル化(Google Jamboard等)し、
個人が持つ一人一台端末(PC、タブレット等)を使用した教材など、学校の実情に合わせてお使いいただくことができます。
ポイント①【 主体的・対話的で深い学びの型が得られます 】
ONGが開発した本教材は、個人 ⇔ グループ ⇔ 全体を複数回行き来するワークショップスタイルのため、必然的に主体性や対話が求められます。
このスタイルに初めは慣れない生徒たちも、プログラムを進めるうちにその型を得ることができます。
また、ふりかえりや共有をしていく際に、常に「学びの型」を意識化させ、個人の学習とグループでの学習の違いやよさを味わうことができます。
さらにその価値などを言語化させることで、探究の土台となる「学びの型」と「学び合う関係」を構築でき、
自然にソーシャルスキルトレーニングや言語活動の充実にもつながります。
ポイント②【 だれでも実施可能なワークショップパターン 】
透明なアクリルボード、もしくは、デジタルのジャムボード等にあらかじめ設定された軸(およびキーワード)に沿って、
①個人でしっかりと考えて、付箋に書き出し、言語化する。
②アクリル板やクリアファイルにセットしたワークシートに、軸に従って付箋を配置。
③それを重ね合わせて、グループワークで共有し、協働で思考する。他者との考えの違い(付箋の位置の違い)に着目。
④全体で共有する。
⑤個人に戻し、ふりかえる。
という一連のパターンを毎回なぞる基本形態であるため、授業毎に異なる手法やコンテンツを追加することなく、
生徒の思考や協働的な学びを支援できます。
ただし、その際の効果的なファシリテーションや声がけについては、別途教員の意識変革とトレーニングも必要です。
ポイント③【 探究に必要なモノの<見方・考え方>の獲得 】
特に、応用編においては、主体的・対話的な学びを軸とし、生徒だけでは不足している視点や、教員では教えづらい内容に触れながら、
探究への動機付けと共に、探究に必要なモノの<見方・考え方>を学ぶため、経済産業省のSTEAMライブラリーを活用しています。
「学び方を学ぶ」(学びの型を得る)の一つの手段として、経済産業省のSTEAMライブラリーを通じた学習を統合し、
質の高い「探究」活動を目指します。