この講義では、西田先生から、深海という特殊な環境でのナノスケールの観測技術についての授業が行われました。
まず、原子間力顕微鏡の原理をまず理解するために,他の顕微鏡との違いや原子力顕微鏡ならではの特徴を説明がありました。その後、カンチレバーモデルを使った実習で、原子間力顕微鏡の動作原理の理解を深めました。最後に西田先生ご専門の、深海におけるナノオーダーの顕微鏡の実験風景について、写真を見せながら説明がありました。高校1年生は物理が未履修のため数式等の理解難しかったようですが、生徒が主体的に考え,実際に手を動かし現象を理解しようとする積極的な姿勢が見られました。
講義の中でも、西田先生がされている船上での最新の研究に関するプレゼンテーションは、今回学んだ基礎学問から最先端の科学技術に応用される過程を知ることができたため、生徒達は刺激を受けていたようでした。
講義の風景
甘蔗先生による説明
熱心に聞き入る生徒たち
実験設備に関する説明を聞く生徒達