エネルギーと流体力学について身近なものに例えながら講義が進められました。エネルギーとはなんなのか、というところから入り、簡単な例を交えてエネルギー保存とはなんなのか、なぜ保存されるはずのエネルギーが枯渇すると言われているのか、などについて説明がありました。
また、現在長谷川研究室で行っている研究内容と関連させながら、車や飛行機などにおいて、流体との摩擦がどれだけエネルギー消費に関わるかを説明しました。実験室見学では、流体の代表的な現象であるカルマン渦を可視化して見せました。
物理の基礎の話では頷いている生徒が多くみられ、学習したことの復習もできた様です。講義後の研究室見学でも、講義の内容を踏まえた質問があり、まだ文系理系が決まっていない時期にも関わらず、研究や東大生研について関心があるようでした。
学生との対談では、理系志望理由や大学院進学についての質問もあり、一年生でも進路についてもしっかりと考えているようでした。また、女子学生ならではの理系大学での苦労など、環境への不安もあるように見受けられました。
長谷川先生による講義および質疑応答
長谷川先生による講義および質疑応答
学生および院生との交流会
学生および院生との交流会