中学・高校生に工学を知ってもらうための一例として、志村先生がデジカメ技術の紹介を行いました。
まずは生徒が各自持参したデジカメで写真を撮り、志村先生がそれらの写真をプロジェクターに写しながら、画素とデジタル画像についての講義を行いました。また、2進数や情報量の概念を用いた記録の仕組み、レンズによる結像、撮像素子の仕組みを説明し、最後には量子力学や物理と産業の関わりについても触れました。
どの生徒も今回の講義テーマには強い関心があったようで、前向きに講義に臨んでいました。また、画素とデジタル画像の説明では、生徒が自分で撮った写真を教材として使ったことで楽しさが加わり、笑顔で講義に臨む姿が見受けられました。
デジカメには幅広い技術が使われているため、理解の難しい部分もあったと思いますが、身近な製品に含まれる技術を通し、物理学、工学が社会の様々な場面で利用されていることについて理解が深まったようです。
志村先生による講義
実際に写真を撮ってみる生徒たち