本講義は連続講義の3回目であり、工場見学で実際の車両や車輪を見た後、今度は理論から鉄道車輪が曲がる仕組みを学びました。「そもそも鉄道車両はどうやって曲がるのか」「車輪の形はどういう形か」をグループで討論し、実験教材を使って線路に車輪を走らせ、線路の直線と曲線の動き方の違い、車輪の形状により自動的にカーブを曲がることを体験しました。
また鉄道車両を支える部品産業の例として、ベアリングが紹介され、JTEKTより提供いただいたカットモデルを用いて仕組みを学びました。
最後に、鉄道車両をとりまく現場の様々な産業や車両工学を支える学術分野について科学技術の社会的な意義や役割について学びました。
車輪の動きが分かる実験教材「車輪のしくみ」。直線と曲線の違いがわかるようになっています
電車で使われる車輪の説明
実際「車輪のしくみ」で車輪を動かしてみます
「こうやって線路の上を走るんだ。」
鉄道車両を支える部品、ベアリング
ベアリングがあるのと無いのではどう違うのか