講義は土屋先生の数学が苦手だという生徒に対して、「そういう人を、数学好きにできたら嬉しい。」との一言からスタートしました。
前半は「モノのサイズについて」、髪の毛の太さや花粉の大きさといった身近なものを題材として、本講義の一つのキーワードであるミクロの世界へと生徒たちの興味関心を高めました。
後半は土屋先生のこれまでの研究の軌跡や成果、今後の展望について、実際に臨床現場で使用されている開発された製品の紹介をしました。
さらに、工学研究における「目標の設定、検証、評価」といった一連のプロセスを詳しく解説し、生徒たちが理数科目を学ぶ上での興味関心がさらに高まりました。
さらに具体例として、“痛くない注射針”の開発プロセスが挙げられると、生徒たちの表情も更に真剣な眼差しへと変化しました。
土屋先生による講義
ディスカッションをする生徒たち