開催日:2023年9月29日
実施校:開智中学・高等学校
講師:古島 剛 准教授
参加者:高校1年生44名
開智中学・高等学校で、古島剛准教授による機械工学と物づくりに関する授業が行われました。
「社会に役立てるという観点から見た研究の位置づけ」「“材料の変形”の理解という観点から見た研究の位置づけ」「取り組んでいる研究の紹介」という内容でお話しがありました。
特に最後の「取り組んでいる研究の紹介」では「社会で必要とされていることは何だろう?」ということ、また「教科書に書いてあることを否定する!」ということを重視して研究を重ねておられるお話しは、教科書学習を重ねている生徒たちにとっては斬新な切り口で工学を理解する貴重な時間となりました。
「高校生の授業と違いインプットする情報が多く、今まで触れてこなかった単元を知れた」「材料系の研究に興味があったが、加工ではなく材料自体のアプローチしかしてなかったので視野が広がった」「意外と日常で当たり前のことを研究して、追求した結果新しい発見につながっていて面白かった」など、当該分野への関心を深めることができたという感想が聞かれました。