開催日:2023年12月18日(月)
実施校:富山県立高岡高等学校
講師:川越 至桜 准教授
参加者:高校1年生231名
川越先生が行っている超新星爆発やニュートリノに関する研究を例として、これからの科学技術の研究においては理系や文系の枠組みを超えたSTEAMの考え方や、情報を取捨選択して組み合わせ、新しいものをつくることが必要とされることを説明しました。
高校で行われる探究活動は、社会で求められる知的能力・社会的能力を育むために有効であるとした上で、教科を組み合わせ、探究活動で理解を深めるというサイクルの紹介があり、生徒が探究活動の進める上で参考となる授業となりました。
昔の文献から超新星爆発のメカニズムの研究が大きく進展したことや、探究活動の流れを旅行に例えた説明は興味深くわかりやすいものであり、生徒たちは熱心に話を聞いていました。授業後の感想の中には、「探究活動の意義や進め方の理解が深まった」というものや、「実際に○○を研究してみたい」といったものもあり、探究活動の動機付けとなる良い機会となりました。