開催日:2023年12月25日(月)
実施校:東京都立国立高等学校
研究室:大島研究室、野村研究室
講師: 大島 まり 教授、野村 政宏 教授、板倉 善宏 副試作工場長
参加者:高校生42名
大島研究室では、大島先生が研究内容の流体力学と血流シミュレーションについて紹介しました。 続いて、3Dプリンターで作った実際の患者の血管モデルを生徒たちに見せました。
試作工場では旋盤を紹介し、部品を作る際の旋盤の操作過程を披露しました。次に、オブジェクトの3Dスキャン機械と3Dプリンターを紹介しました。
野村研究室では、野村先生から研究内容のナノテクについての説明を聞き、そして実際に研究で使われている物理観察用の精密機器も見学しました。
皆さん熱心に耳を傾け、研究用の機械を紹介する際には、みんなとても注意深く見ていました。
大島研に見学するとき、学生が「patient-specificな血流シミュレーションとは何か」と尋ねたところ、大島先生は「個人の血管形態データさえあれば、各人の血管内の血流状態を知ることができる」と答えました。
野村研に見学するとき、学生が現在の研究過程での大学と企業間の連携について尋ねたところ、野村先生は現在の産学連携の運用プロセスと生研の特徴について紹介しました。