実施日:2024年10月16日(水)
実施校名:山梨県立都留高等学校
研究室:新野研究室、松久研究室
講師名:新野 俊樹 教授、松久 直司 准教授
参加者・参加人数:高校2年生 38名
新野研究室では、研究内容の説明と3Dプリンティングの射出成型機を見学しました。
松久研究室では、バイオエレクトロニクスに関する研究成果や実験室設備を見学しました。
最後に引率した大学院生に対する質疑応答の時間で、大学での過ごし方や研究の進め方、進路選択などについて活発な意見交換が行われ、関心の高さが覗えました。


実施日:2024年10月1日(火)
実施校名:神奈川県立多摩高等学校
講師:川越 至桜 准教授
参加者・参加人数:高校1年生 279名
川越准教授から自身の幅広い経験を紹介し、大学は学問の入り口であり、制限されずに多様な興味を持つことの大切さの話がありました。
探究活動は、トランスサイエンス問題などの複雑な課題に対応するために自ら考える力を育てる重要な手段とされ、PDCAサイクルを用いた効果的な進め方を強調されました。
また、超新星爆発に関する研究も紹介され、科学と文学が交差する発見の魅力についての話となりました。
学際的に研究を遂行することの重要性も触れられ、既存の理系・文系という枠にとらわれない研究を遂行するきっかけになったことでしょう。

実施日:2024年9月26日(木)
実施校名:宮城県立仙台第二高等学校
研究室:梶原研究室、福谷研究室
講師名:梶原優介 教授、福谷克之 教授
参加者・参加人数:高校2年生 6名
はじめに、福谷研究室を見学しました。回折格子を用いた光の干渉の実験を行い、目に見えないくらい小さい構造を、波の性質を用いて観察できることを体感しました。
最後には実際の研究で使用されている電子線による構造解析の様子を見学しました。
次に、梶原研究室を見学しました。プラスチックと金属を結合させる最先端の技術を紹介しました。
後半には、大学と企業との共同研究の話題にも及び、研究機関で研究することのイメージをつかめるような時間となりました。

第5回次世代育成教育フォーラムのアーカイブ映像の限定公開!!
★ご視聴はこちから★
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第5回次世代育成教育フォーラム
テーマ 「東大から発信するSTEAM教育」
東京大学が持つ研究力や教育リソースを活かし、STEAM教育を中心に据えた新たな教育モデルの可能性を探ります。
また、「主体的・対話的で深い学び」をより円滑に進めていくために、「社会に開かれた教育課程」という視点から、
どのように教育エコシステムの構築に関わり、社会と協働できるか、具体的な事例を共有し、議論を深めます。
◆開催日時
2024年12月7日(土) 14:00-17:00
◆開催場所
東京大学 生産技術研究所 コンベンションホール
※会場からのオンライン同時中継、後日アーカイブ配信予定
◆ プログラム
14:00-14:03 開会挨拶 津田 敦(東京大学理事・副学長/社会連携本部長)
14:03-14:08 趣旨説明 丹下 健(東京大学 社会連携本部副本部長)
14:08-14:15 来賓挨拶 髙瀬 智美(文部科学省 初等中等教育局 教育課程課 学校教育官)
14:15-15:35 講 演
「東京大学教育学部附属中等教育学校における探究学習の事例紹介」
藤江 康彦(東京大学大学院 教育学研究科学校教育高度化専攻 教職開発コース 教授)
南澤 武蔵(東京大学教育学部附属中等教育学校 教諭)
「先端教育アウトリーチラボ(AEO)による教育共創」
森 晶子(東京大学 先端科学技術研究センター 特任助教)
「メタバース工学部」
脇原 徹(東京大学大学院 工学系研究科 附属総合研究機構プロジェクト部門 教授)
「次世代育成オフィス(ONG)によるSTEAM型探究活動に向けた実践と連携」
川越 至桜(東京大学 生産技術研究所 准教授/次世代育成オフィス室員)
15:50-16:50 パネルディスカッション
テーマ「STEAM教育を支えるエコシステムの構築に向けて」
モデレーター: 川越 至桜
パネリスト :
神垣 雅郁(広島県教育委員会 高校教育指導課 指導主事)
五味 英隆(大日本印刷株式会社 出版イノベーション事業部 副事業部長)
藤江 康彦(東京大学大学院 教育学研究科学校教育高度化専攻 教職開発コース 教授)
16:50-16:55 本日のまとめ・総括
大島 まり(東京大学 生産技術研究所 教授/次世代育成オフィス室長)
16:55-17:00 閉会挨拶
年吉 洋(東京大学 生産技術研究所 所長)

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実施日:2024年8月21日(水)
実施校名:愛知県立豊田西高等学校
講師名:土屋 健介 准教授
参加者・参加人数:高校1・2年生 29名
はじめに土屋准教授による研究内容の説明が行われ、次に実験室にて、走査型電子顕微鏡を用いて、旧500円玉と新500円玉の潜像を観察し、潜像が見える原理の解説がありました。
また、顕微鏡の操作を体験してもらい、500円玉に刻印されている微細文字を観察しました。
最後の質疑応答では、研究の内容にとどまらず、思考プロセスについての質問が出るなど、鋭い質問も多く、双方にとって有意義な時間となりました。

実施日:2024年8月9日(金)
実施校名:新潟県立柏崎高等学校
講師名:北澤大輔 教授
参加者・参加人数:高校1年生 30名
「海から考える持続可能な社会」と題して、海洋エネルギーと食料生産に関する授業が行われました。
海洋エネルギー資源が発生するメカニズムや発電方法、多くの海洋エネルギー開発で使用される浮体式構造物の安全性に関する物理学知識、海洋再生可能エネルギー産業と
漁業・養殖業との連携に関して説明がなされました。また、授業の後には海洋工学水槽の見学が行われました。
生徒さんから探究活動としてどのようなテーマを選べば良いか、海洋エネルギーの開発はなぜ必要なのかなどの様々な質問が寄せられ、活発な質疑応答が行われました。
