開催日:2023年2月13日(月)
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2023年2月28日(火)
更新日:2023.02.08 カテゴリー:イベント
東京大学生産技術研究所次世代育成オフィスでは、以下のとおりリサーチ・アシスタント(RA)を募集します。
1.職種: リサーチ・アシスタント(RA)
2.応募締切: 令和5年2月28日(火)必着
3.募集人員: 1名
4.研究業務の課題名:令和5年度ジュニアドクター育成塾
5.研究業務の内容:
・「ジュニアドクター育成塾」や関連する小中高大連携によるSTEAM教育支援のための教材やパフォーマンス課題、評価基準等の開発支援。
・「ジュニアドクター育成塾」や関連する小中高大連携による教育プログラムの受講生指導助言。
・上記に係る中高理数系教員との協働による実践研究の補佐。
6.応募資格:大学院博士後期課程及び獣医学又は医学を履修する大学院博士課程の学生(ただし、休学中である場合は応募できません)
7.研究業務月額単価: 1万円(予定)
8.委嘱期間(予定): 令和5年4月1日~令和6年3月31日(予定)RA研究業務計画書はこちら
9.委嘱内容の評価:
委嘱期間中は毎月、リサーチ・アシスタント研究業務経過報告書(様式2)の提出を求めるとともに、委嘱期間終了後、RA研究業務終了報告書(様式3)により、研究業務の実施内容及び遂行経過の審査及び評価を行う。
10.応募書類:
・RA研究業務計画書(様式1) 1通 (excel添付が可能なら載せてください)
・研究業績一覧(任意様式) 1通
・学生証(写)1通(入学予定者は学生証(写)にかえて履歴書1通)
11.問合せ先及び書類提出先:
〒153-8505 東京都目黒区駒場4-6-1
東京大学生産技術研究所 次世代育成オフィス ONG事務局 駒崎
e-mail: utjrdr[at]ni-coref.or.jp atを@に変更ください。
(封筒表に「リサーチ・アシスタント応募書類在中」と朱書きの上、簡易書留で郵送のこと。同等の内容をutjrdr[at]ni-coref.or.jp にメールで提出しても良い。その場合、件名を「リサーチ・アシスタント応募」とすること)
12.備考:
・応募の秘密は厳守し、応募書類は採用選考の目的以外には使用いたしません。
・応募書類は返却いたしません。
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《対象者に関する留意事項》
(1)日本学術振興会特別研究員、国費留学生や民間等から返還義務のない相当額の奨学金を受給している学生についても対象とする。ただし、日本学術振興会特別研究員は特別研究員制度の支給制限(8.8万円/月)を超えて従事することはできない。なお、各制度の支給制限を超えて委嘱することはできない。
(2)休学中の学生は委嘱できない。
(3)学生が遂行する研究業務については、当該学生の授業等に支障がないよう教育的配慮に努める。
(4)研究業務単価の支給は、税法上、給与所得として課税されるので、毎月所得税を源泉徴収の上、支給することとなる。その際、1月から12月までの年収が103万円を超えると所得税が課税されるため、年末調整や確定申告を行う必要がある。なお、当該年収に応じては、次年度に住民税が課税される場合もある。
(5)学生が所得税法上の扶養に入っている場合は、当該学生の1月から12月までの年収が103万円を超える場合は扶養控除を受けられないこととなる。
(6)親の健康保険の被扶養者となっている学生は、学生の収入によっては親の被扶養者から外れる可能性があるため、注意願いたい。(例:共済組合、政府管掌保険は年額130万円(月額108,333円)を超える収入がある場合は親の被扶養者から外れる。)また、外れた場合は学生自身で国民健康保険に加入することが必要となる。
(7)授業料免除は、世帯の状況により家計基準の計算が異なるが、当該学生の収入額によっては、免除されない場合もある。また、日本学生支援機構奨学金の採用においても、収入基準額を超える場合には採用にならない。
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開催日:2020年8月22日(土)
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2020年8月23日(日)
更新日:2020.08.22 カテゴリー:イベント(参加・協力)
Zoomを利用して、本会場とサテライト会場である広尾学園高等学校、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校、豊田自動車様の実機中継と4か所を結んで開催されました。昨年度は対面型のワークショップとして実施されていたものを、今年度は感染症防止対策を各所で行いながら、withコロナにおけるハイブリット型のワークショップ開催をONGとして関わらせて頂きました。
内容としては、『車いすの友人に周辺の見どころを案内する』という設定で、日本パラリンピック陸上競技連盟 花岡副理事長からのご自身の体験談も含めたお話や、参加者の高校生が車いすに乗って操作する、または車いすの介助をするなどのフィールドワークを通じて、そのためにどのようなことに気を付ける必要があるのか、身近な環境にどんなバリアがあるのか等、各グループでインクルーシブミニツアーの検討をするというものでした。フィールドワークでの車いすによる身近なバリア体験やトヨタ自動車様による研究開発・実証現場から最先端のパーソナルモビリティによる実演でも中継があり、活発な質疑応答で大変盛り上がりました。色々なお話や体験を踏まえ、ツアーの企画では、学校周辺や東大や校内の名所を紹介するツアー発表が行われ、各グループがそれぞれ「こんな設定の友人に向けて」と工夫を凝らした発表が行われました。
ONGとしては、参加学校との調整(高校生・教員の方への周知・依頼等の各学校への調整)、当日のサテライト会場でのワークショップ運営、本会場での運営等をサポートさせて頂きました。学校によって、通信環境や端末の種類、使用環境なども異なるため、それぞれの環境の事前確認を進めながらの調整が、オンラインやハイブリット型におけるワークショップの開催に必須であることを実感するとともに、完全オンラインの実施にはない、ハイブリット型ならではの臨場感や一体感等、ハイブリット型ワークショップの可能性や意義を感じる機会となりました。
8月22日(土) 1日目
14:00
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自己紹介・アイスブレイク
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14:30
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APEV(EVや昨年度実施報告)+課題説明
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15:00
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レクチャーセッション1(バリアフリーとパラリンピックについて)
講演:日本パラリンピック陸上競技連盟 花岡副理事長
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15:40
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車いす体験プログラム(フィールドワーク、身近なバリアを調査しよう)
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16:40
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気づいたことをグループでまとめる
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17:00
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1日目終了
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8月23日(日)2日目
10:00
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昨日の振り返り
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10:30
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レクチャーセッション(バリアフリーモビリティ、パーソナルモビリティについて)と質疑応答 講演:トヨタ自動車 豊島副本部長、杉山主幹、覚知GM、寺澤様
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12:00
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昼食
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13:00
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グループ作業
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15:00
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発表準備
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15:30
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発表(ZOOMで共有)×8チーム
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16:40
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まとめ
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16:55
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事後アンケート記入
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17:00
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終了
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本部会場 本郷・福武ホールでの様子
プレゼン中の高校生
高校周辺のバリア確認中
フィールドワーク中の高校生
開催日:2020年2月19日(水)
更新日:2020.02.19 カテゴリー:イベント(参加・協力)
岩手県立釜石高等学校の1・2年生約300名参加し、科学的な観点から教育の充実を推進し、次世代を担う科学技術人材の育成を図る取組みの一環として開催されました。本所からは2名が参加し、講評や助言等の支援を行いました。
発表会では、生徒が七つのグループに分かれ、化学・数学・生物・物理の四つの科目にかかわる研究成果を発表しました。10分間の発表の後、5分間の質疑応答セッションが行われ、適度な緊張感の中、活発な質問が出て盛況でした。参加者は今後の自身の研究の参考にしていました。その後、東京大学生産技術研究所のヘイチク先生が講評を行いました。
続いて行われたポスターセッションでは、研究内容に対して先生と生徒がさまざま議論しながら理解が深められたりと、積極的に参加していました。地元釜石の地元についてのトピックも多く、生徒たちが自分の住んでいる環境に大変敏感であるということも感じられました。
講演会場の様子
ポスター発表の様子
講評を行うヘイチク先生
開催日:2020年1月22日(水)
更新日:2020.01.22 カテゴリー:イベント(参加・協力)
岩手県立釜石高等学校で行われているゼミ・研究活動である「SS理数探究」の2年生理数科6グループの化学、数学、生物、物理の四つの科目にかかわる研究成果発表会が開催されました。
2月に実施する「SS理数探究発表会」に向けて口頭発表のリハーサルを行うことで、プレゼンテーション能力の向上を図り、これまでの探究活動の成果に対する助言指導により、今後の研究の更なる深化を図ることを目的に開催されています。
各グループの発表が行われた後、活発な質疑応答が行われました。講評やアドバイスを受け議論が行われ、各々が今後の研究の参考にしていました。
研究テーマは「ウニ殻の有効利用」から「糸電話の音波伝播メカニズム」まで幅広く、どのグループの高校生も研究課題に対して非常に真摯に取り組んでいました。
◎課題研究発表テーマ
・ウニ殻の有効利用
・公共財ゲームにおける釜高生の行動
・最短距離の性質
・糸電話の音波伝播メカニズムを探る
・植物の光合成能
・生分解プラスチックの性質と応用
生徒たちによる研究成果の発表
生徒たちによる研究成果の発表
生徒たちによる研究成果の発表
開催日:2019年11月30日(土)
更新日:2019.11.30 カテゴリー:イベント(参加・協力)
本イベントは、Johnson & Johnsonの「女子中高生向けアウトリーチ活動プログラム」の支援を受けて、本学女子中高生理系進路選択支援企画「家族でナットク!理系最前線」の一環として行われました。
当日は、占部千由特任助教、現在民間企業でコンサルタント職として勤務されているOGの夛屋早百合さん、現役大学院生である小野寺桃子さんの3 名を講演者に迎え、ご自身が行っている最先端の工学研究、理系進路の先にある可能性、大学院生の日常や理系を選んだきっかけについてご講演いただきました。参加者は、”中学生・高校生にとって、あまり馴染みがないと思われがちな工学が、実は環境や生体など私たちの暮らしに深く関わる分野であるということを知り”、興味深い様子で耳を傾けていました。パネルディスカッションでは、講演の内容だけでなく、普段の生活、進路や大学選択等についても質問が寄せられ、大変活発なものとなりました。
その後の講演者と参加者との交流会では、大学院生4名も加わり、お茶とお菓子を手に和やかな雰囲気のなか、研究や進路・大学などの話題で大変盛り上がりました。
占部先生による講演
夛屋氏による講演
小野寺氏による講演
講演に耳を傾ける参加者
パネルディスカッションの様子
開催日:2019年10月3日(木)
更新日:2019.10.03 カテゴリー:イベント(参加・協力)
岩手県立釜石高等学校で行われているゼミ・研究活動である「SS理数探究」の2年生理数科7グループの化学、数学、生物、物理の四つの科目にかかわる研究成果発表会と、普通科も交えたポスター発表が開催されました。
これまでの探究活動の成果を発表し、プレゼンテーション能力を高める目的で開催され、翌年1月に開催される同校での最終発表会に向けてアドバイスを行いました。 研究テーマが「植物の光合成」から「公共財についてのゲーム理論」まで幅広く、どのグループの高校生も研究課題に対して非常に真摯に取り組んでいました。
発表後にポスターセッションがあり、先生と生徒が研究についていろいろ議論している姿勢からも、高校生の皆さんの強い熱意が感じられました。
生徒たちによる研究成果の発表
ポスター発表の様子
開催日:2019年2月21日(木)
更新日:2019.02.21 カテゴリー:イベント(参加・協力)
岩手県立釜石高等学校の1年生~3年生、300名強のほか、地元の中学生や企業の方が参加し、開催されました。本所からは3名が参加し、講評や助言等の支援を行いました。今回初めて、地域のコミュニティホールで発表会を開催することで、より多くの市民へ同校の研究活動内容を発信する機会となりました。
理数科2年生化学班「甲子柿由来のタンニン濃度」、SSH地歴公民班「南部藩の虎舞の起源を探る」、3年生『「世界津波の日」高校生サミット報告』の3つの口頭発表に続き、ポスターセッションでは理数科ゼミ(16研究)、普通科ゼミ(69研究)の発表がありました。先輩から後輩へ研究のアドバイスを行ったり、後輩から先輩へ質問することで、互いに学びを深めあったりと、生徒各々が積極的に発表会に参加していました。
講演会場の様子
ポスター発表の様子
研究発表を行う生徒たち
開催日:2019年1月23日(水)
更新日:2019.01.23 カテゴリー:イベント(参加・協力)
岩手県立釜石高等学校で行われているゼミ・研究活動である「SS理数探求」の最終報告会として、9月の中間発表会に引き続き参加し、講評や評価等の支援を行いました。
プレゼンテーション能力を高める目的で、また研究の深化を図るために、理数科2年生が6グループに分かれてこれまでの研究成果を発表しました。
本発表会では中間発表以降の進捗が見られ、研究成果を堂々と発表していました。本発表会で選出された数班は、2月下旬に開催される校外向けの発表会で発表を行うことになります。発表を聴講した1年生にとっては、今後の探究活動の参考となる機会となり、研究について互いに議論を深める機会となりました。
◎課題研究発表テーマ
- ボールと床の材質による反発係数の関係
- 釜石の活性化のために
- 甲子柿の成分
- 糸電話の周波数特性
- 時短で簡単・正確な計算方法を見つけよう
- 粘菌の生態
課題研究発表会のしおり
生徒たちによる研究成果の発表
講評の様子
開催日:2018年11月17日(土)
更新日:2018.11.17 カテゴリー:イベント(参加・協力)
主催:東京大学生産技術研究所
共催:一般社団法人生産技術研究奨励会 特別研究会RC-83
次世代育成のための教育・アウトリーチ活動特別研究会
後援:文部科学省
次世代育成オフィス(ONG)のこれまでの成果を総括するとともに、次期学習指導要領の新科目「理数探求」やSTEAM(Science, Technology, Engineering, Arts and Mathematics)教育に向けて、未来の人材育成のための創造性教育のあり方について議論し、推進のための産官学の連携体制の強化を目指すため、本シンポジウムを開催しました。
当日は土曜日にも関わらず、産業界・教育界・大学など、多様な分野から約160名が参加しました。岸 利治所長による開会挨拶、文部科学省大臣官房審議官(初等中等教育局担当)の下間康行氏による来賓挨拶に始まり、本学大学執行役・副学長で、本所教授の藤井輝夫教授、文部科学省初等中等教育局 教育課程課教育課程企画室 室長の白井 俊氏、日産自動車株式会社取締役の志賀俊之氏による招待講演が行われました。また、ONG室長の大島まり教授によるONGの取組紹介、日本精工株式会社IR室グループマネージャーの山下 剛氏や群馬県立前橋女子高等学校教諭の武 倫夫氏による企業や学校教育での創造性教育に関する取組紹介が行われました。
6名の講演を受け、パネルディスカッションでは、「産官学連携で考える創造性教育」のテーマのもと、「モノから人、社会へ」の意識の転換が必要であり、「文系と理系の乖離をなくす」ことが課題であることが述べられました。また、STEAM教育では、STEM教育にArtsが加わっている意義として、Artsは芸術のみならず、「Liberal Arts」つまり教養という概念を担っている点が挙げられます。科学技術のみならず、人文科学もますます重要になっており、多様な人々と学び、領域を自在に超えることで、新たな価値を創造していくことが必要ということが強調されました。また、失敗を恐れずチャレンジする姿勢や、エージェンシー(Agency)「自ら考え、主体的に行動して、責任をもって社会変革を実現していく力」の重要性が述べられました。最後に、岡部 徹副所長による閉会挨拶を以て、本シンポジウムは大盛況のうちに幕を閉じました。
シンポジウム後は、講演者を交えての意見交換会が開かれました。ONGと連携して教育活動に取り組んでいる企業のブースやONGの紹介展示を前に、和やかな雰囲気のなか、活発な意見交換が行われました。
共催:一般社団法人生産技術研究奨励会 特別研究会RC-83、次世代育成のための教育・アウトリーチ活動特別研究会
後援:文部科学省
所長による開会挨拶
下間審議官による来賓挨拶
藤井大学執行役・副学長による講演
大島ONG室長によるONG取組紹介
白井教育課程企画室長による講演
武氏による学校教育における取組紹介
山下氏による企業における取組紹介
志賀日産自動車㈱取締役による講演
招待講演者によるパネルディスカッション
岡部副所長による閉会挨拶
シンポジウム会場風景
ONG出展ブースの様子
開催日:2018年9月29日(土)
本イベントは、Johnson & Johnsonの「女子中高生向けアウトリーチ活動プログラム」の支援を受けて、本学女子中高生理系進路選択支援企画「家族でナットク!理系最前線」の一環として行われました。
当日は、桑野玲子教授、SVIRIDOVA NINA特任研究員、院生時に本所研究室に在籍し、現在電気機器メーカーに開発職として勤務されているOGの日下部佑理さんの3 名を講演者に迎え、ご自身が行っている最先端の工学研究、これまでに行ってきた研究等についてご講演いただきました。中学生・高校生にとって、あまり馴染みがないと思われがちな工学が、実は環境や生体など私たちの暮らしに深く関わる分野であるということを知り、興味深い様子で耳を傾けていました。パネルディスカッションでは、講演の内容だけでなく、普段の生活、進路や大学選択等についても質問が寄せられ、大変活発なものとなり、時間が足りなくなるほどでした。
その後の講演者と参加者との交流会では、大学院生3名も加わり、お茶とお菓子を手に和やかな雰囲気のなか、研究や進路・大学のことなど、様々な質問が飛び交いました。
大島室長による開会挨拶
桑野先生による講演
NINA特任研究員による講演
日下部氏による講演
講演に耳を傾ける参加者
パネルディスカッションの様子