阪神、東日本などの大震災を振り返り、その経験をどのようにとらえて防災を考えるべきかを参加者自身が考え、話し合うきっかけとなるような講義でした。
都市の災害に対応していくには都市へのイメージや災害リスクのとらえ方といった人間の性質を踏まえた上で、安全性というものは災害リスク、街の強さや地域社会の対応力とのバランスで決まるということが提示されました。
高洲第二中の先生方からご紹介を受ける加藤先生(右から2番目)
自然災害のリスクについて説明される加藤先生
講演中の加藤先生と生徒の皆さん
熱心に聞く生徒の皆さん
保護者の方も多数いらっしゃいました
講演後の加藤先生。皆様からご挨拶を受けられています
開催日:2013年10月23日(水)
岩手県立釜石高等学校理数科「課題研究中間発表会」に参加・協力
更新日:2013.10.23
協力:大島 まり(東京大学生産技術研究所 教授)
川越 至桜(東京大学生産技術研究所 特任助教)
岡根谷 実里(東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻M2・沖研究室)
野田 哲司(東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻M2・目黒研究室)
山口 景平(東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻M2・大島研究室)
全部で7グループ、29名の生徒が発表しました。カレーと肉じゃがという材料が同じ夕飯から発想したという線形計画法の研究や、地元甲子川の水質調査、変化・分解・太陽電池開発などを目的とした色素研究、四つ葉のクローバーの発生原因など生徒の興味に応じた研究テーマについての発表でした。発表会終了後の懇談会では、教員や大学院生と直接ディスカッションし、質問や今後の研究に向けてのアドバイスなどを伝えました。
SPP(サイエンスパートナーシップ)への協力
更新日:2013.10.01
本講義は連続講義の3回目であり、工場見学で実際の車両や車輪を見た後、今度は理論から鉄道車輪が曲がる仕組みを学びました。「そもそも鉄道車両はどうやって曲がるのか」「車輪の形はどういう形か」をグループで討論し、実験教材を使って線路に車輪を走らせ、線路の直線と曲線の動き方の違い、車輪の形状により自動的にカーブを曲がることを体験しました。
また鉄道車両を支える部品産業の例として、ベアリングが紹介され、JTEKTより提供いただいたカットモデルを用いて仕組みを学びました。
最後に、鉄道車両をとりまく現場の様々な産業や車両工学を支える学術分野について科学技術の社会的な意義や役割について学びました。
車輪の動きが分かる実験教材「車輪のしくみ」。直線と曲線の違いがわかるようになっています
電車で使われる車輪の説明
実際「車輪のしくみ」で車輪を動かしてみます
「こうやって線路の上を走るんだ。」
鉄道車両を支える部品、ベアリング
ベアリングがあるのと無いのではどう違うのか