お知らせ

月別アーカイブ : 2017年12月

開催日:2017年12月26日(火)

日産財団 わくわくサイエンスナビ

更新日:2017.12.26

主催:公益財団法人 日産財団
協力:次世代育成オフィス(ONG)、COMMAハウス、川添善行研究室
志村努教授、野城智也教授、川添善行准教授
参加者:小学校・中学校理科教諭 17名

本プログラムは、日産財団のプロジェクトとして、毎年開催しており、次世代育成オフィス(ONG)が協力しています。理科教育に携わる先生方を最先端研究現場に招き、そこでのわくわく感を子どもたちに伝えてもらうためのプログラムとして実施されています。今年度は、学校現場の理科担当教諭17名が参加しました。

前半は、野城教授の説明によりCOMMAハウスを見学して、最先端の住環境を体感していただくとともに(IoTとは何か)、川添研究室では建築に関する最先端研究(本学総合図書館 新館設計)に触れていただきました。昼食後は研究者との意見交換が行われました。 後半のワークショップでは、見学した最先端研究を踏まえ、子供たちに教えることを想定した「指導案」をグループごとに考えました。そして、各グループがプレゼンテーションを実施しました。

志村副所長の挨拶

大島室長によるONG活動の紹介

野城先生によるCOMMAハウスでの研究紹介

川添研究室での研究紹介

ワークショップの様子

参加者によるプレゼンテーション

ものづくりのための材料モデリングとコンピュータシミュレーション

更新日:2017.12.06

梅野先生より、最先端のシミュレーションについての講義が行われました。数理モデルの考え方、実例を学んだ後、シミュレーション科学における活用事例についての紹介が行われました。
ものづくりに使われている材料モデルとシミュレーションについて、原子シミュレーションを例にした解説では、原子シミュレーションを材料強度のシミュレーションに活用することで、より優れた材料の開発の実現につながることの説明がありました。
シミュレーションの現状や、これからの展望と共に、問題点や課題などにも触れ、シミュレーションについて深く考えられる内容となりました。参加した生徒たちは、シミュレーション科学の最先端に触れ、モデリングやシミュレーションに対する興味関心が高まったようです。

梅野先生より、最先端のシミュレーションについての講義が行われました。数理モデルの考え方、実例を学んだ後、シミュレーション科学における活用事例についての紹介が行われました。

ものづくりに使われている材料モデルとシミュレーションについて、原子シミュレーションを例にした解説では、原子シミュレーションを材料強度のシミュレーションに活用することで、より優れた材料の開発の実現につながることの説明がありました。

シミュレーションの現状や、これからの展望と共に、問題点や課題などにも触れ、シミュレーションについて深く考えられる内容となりました。参加した生徒たちは、シミュレーション科学の最先端に触れ、モデリングやシミュレーションに対する興味関心が高まったようです。

梅野先生による講義

講義に参加する生徒たち

質問を投げかける

教員の声
出張講義ではモデリングやシミュレーションの基本から、シミュレーションの応用事例や最先端の研究事例について講義していただきました。
生徒はシミュレーション科学の世界を知ることで、興味関心が増したようで、生徒の中には課題研究でも一端を活用したいと考える者が現れるなど、大きな成果が上がりました。

 

第12回 次世代育成のための教育・アウトリーチ活動研究会

更新日:2017.12.02

生産技術研究奨励会主催により「第12回次世代育成のための教育・アウトリーチ活動特別研究会」を開催しました。講演会には中学・高校教諭や大学教員、企業関係者など25名が参加しました。

はじめに、愛媛大学教育学部の隅田 学先生から、基調講演として「全ての子どもたちの能力を伸ばし才能を開花させるための科学教育」についてご講演いただきました。学習困難と才能を併せ持つ二重に特殊な(twice-exceptional)子どもや幼年児を対象とした科学教育実践・研究等を紹介しながら、全ての子どもの個性や才能を伸長する科学教育の展開についてお話いただきました。

続いて、筑波大学附属小学校の辻 健先生から、日産財団が発行した『わくわくサイエンスナビシリーズ2「住まいのお話」』を活用して、小学校理科における単元開発を行い、実践した内容を中心に、株式会社関水金属の加藤 浩先生から、2017年11月に米国ミルウォーキーで開催された「TRAINFEST」 への遠征を終えて、鉄道模型コンテスト2017、第9回全国高等学校鉄道模型コンテスト(モジュール部門)、T-TRAKジオラマコンテストにおける同社の取り組みの一端をご紹介いただきました。

また、東京大学生産技術研究所の川越至桜先生から、8月以降に実施したものを中心に、本所の取り組みについて紹介がありました。

その後の総合討論では、教育・アウトリーチ活動について様々な立場からの意見が出され、活発な意見交換が行われました。

隅田先生による基調講演

辻先生による講演

加藤先生による講演

川越先生によるONGの紹介

参加者間の活発な討論

ONGの活動紹介(地震振動模型)

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