お知らせ

月別アーカイブ : 2013年12月

開催日:2013年12月26日(木)

日産財団 わくわくサイエンスナビ

更新日:2013.12.26

協力:川口研究室

科学的思考能力の高い子どもを一人でも多く育成するため、現場の理科担当教員に最先端研究施設見学、研究者との対話、教員間のディスカッションを通じ、学習意欲が湧く授業実践への刺激と気づきの機会を提供するために、教育現場で子供たちをインスパイヤさせるサイエンスリテラシーを教員に持ち帰ってもらうことを目的とした日産財団のプロジェクトとして開催しました。

川口研究室を見学し、川口先生から先端技術や大学研究についての講義があり、日頃小中学校の現場に携わる先生方に「感動を伝えられる、人生哲学を教えられる」理科授業のあり方の論議を活発に行っていただきました。

生産技術研究所内での講義の様子

熱心に講義を聴く皆さんの様子

皆さん熱心に聞かれています

参加いただいた先生方に自己紹介を兼ね日頃の教育現場の話をしていただきます

教諭間の論議も闊達に行われました

光を操るマイクロマシン

更新日:2013.12.25

マイクロマシンというシリコンチップの技術でミクロの立体構造を作り、電子回路や光素子と組み合わせ、センサやディスプレイに応用する小さな機械のうち、今回は実際に動きが見える光マイクロマシンを取り上げ、その利用先などを紹介しました。

プラスティックフィルムを使って「光スペクトル」を見る実演を行い、続いて物体の内部を見る顕微鏡の原理の解説とマイクロミラーの動きにより生物の内部の断面写真-毛髪の断層や植物の微細構造-が撮影可能な装置も紹介しました。

santec株式会社の協力による光断層撮像装置の実演も行いました。

協賛:santec株式会社

マイクロマシン技術で作った加速度センサの説明をする藤田先生

マイクロマシン技術で作った加速度センサの説明をする藤田先生

光ファイバ内視鏡の条件を説明する藤田先生

光ファイバ内視鏡の条件を説明する藤田先生

「こうやってフィルムに光を当てて・・」実演の仕方を説明する藤田先生

「こうやってフィルムに光を当てて・・」実演の仕方を説明する藤田先生

「リモコンにマイクロマシンはこうして組み込まれているのか・・」!

「リモコンにマイクロマシンはこうして組み込まれているのか・・」!

生徒から質問しています

生徒から質問しています

グループでの討論にも熱が入ります

グループでの討論にも熱が入ります

第4回 次世代育成のための教育・アウトリーチ活動研究会

更新日:2013.12.21

生産技術研究奨励会特別研究会RC-83「次世代育成のための教育・アウトリーチ活動特別研究会」(代表 大島まり先生)では、「第4回次世代育成のための教育・アウトリーチ活動特別研究会」を開催しました。開催にあたり、東大生研にて産学が連携した教育・アウトリーチ活動を推進している次世代育成オフィス(ONG)が協力しました。研究会には中学・高校教諭や大学教員、企業関係者など17名の参加がありました。当日はJSI科学コミュニケーションセンターの長谷川奈治先生による基調講演、三室中学校の荻野正彦先生による中学校での取り組みの事例紹介、積水化学工業株式会社の末松幹敏先生による企業の取り組みの事例紹介、東大生研の川越至桜先生による東大生研の取り組みについて報告がされ、総合討論では活発な意見交換がなされました。

当日配布された資料

総数17名の参加がありました

長谷川先生による基調講演

データによる分析

 

分子化学のできること

更新日:2013.12.13

分子の可能性を追求し新しい科学の創出、機能性材料の開発を目指す研究について紹介しました。

対象化合物であるフタロシアニンは、光合成のクロロフィルやヘモグロビンのヘムの基本骨格であるポルフィリン、青色・緑色の染料・顔料、コピー機の電化発生材、光メモリー材料などに利用されてきました。

れらの物質を用いて、生命の謎の追求やガン治療に役立つ試薬開発、放射性セシウム除染材開発などの研究例について説明しました。

熱心に説明される石井先生

熱心に説明される石井先生

フタロシアニンが実際どのように利用されているかを説明する石井先生

フタロシアニンが実際どのように利用されているかを説明する石井先生

熱心に話を聞く生徒の皆さん

熱心に話を聞く生徒の皆さん

先生も熱心に聞かれてます

先生も熱心に聞かれてます

開催日:2013年12月7日(土)

女子中高生のみなさん 最先端の工学研究に触れてみよう!

更新日:2013.12.07

講師:大島 まり先生 (東京大学生産技術研究所 教授)
大原 美帆先生 (都市基盤安全工学国際研究センター 准教授)
鎌田 久美子さん (東京大学生産技術研究所 田中肇研究室 技術職員)
朴 慧美さん (竹内渉研究室博士2年)
協力:SNG(Scientists for the Next Generation!)グループ
参加者:女子中学生・高校生30名、保護者・学校関係者等18名

女子中高生に工学の世界を知ってもらおうとJST「女子中高生の理系進路選択支援事業」の支援を受け、東京大学女子中高生理系進路支援「家族でナットク!理系最前線」の一環として3年前から開催しており、今回も3名の講師にご自身の最先端工学研究についてご講演いただきました。
あまり馴染みがないと思われがちな工学研究が、環境・生体など生活に密着した分野だということを知り、皆さん興味深い様子でした。

パネルディスカッションでは研究内容を始め、進路など、多くの質問が寄せられ、時間が足りないほどでした。最後の交流会では緊張気味の生徒たちもすぐに打ち解け、「理系に進んで困ったことは?」「今、やっておいた方が良いことは?」など質問が飛び交い、盛り上がりました。

講演会の様子

パネルディスカッションの様子

パネルディスカッションの様子

交流会の様子

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