生産技術研究奨励会特別研究会RC-83「次世代育成のための教育・アウトリーチ活動特別研究会」(代表 大島 まり)では、「第2回次世代育成のための教育・アウトリーチ活動特別研究会」を開催しました。開催にあたり、東大生研にて、産学が連携した教育・アウトリーチ活動を推進している次世代育成オフィス(ONG)が協力しました。研究会には、中学・高校教諭や大学教員、企業関係者など17名の参加がありました。当日は、東京大学理学系研究科の横山広美先生による基調講演、品川女子学院の前田直美先生による高校の取り組みの事例紹介、株式会社ジェイテクトの武田稔氏による企業の取り組みの事例紹介、東大生研の川越至桜先生による東大生研の取り組みについて報告がなされました。また、講演後の総合討論では、活発な意見交換がなされました。
趣旨説明
基調講演
高校からの事例紹介
企業からの事例紹介
次世代オフィスからの事例紹介
総合討論
開催日:2012年12月15日(土)
講師:中野美由紀(戦略情報融合国際研究センター 特任准教授)
数間恵弥子(東京大学生産技術研究所 特任研究員)
荒井美穂(工学系研究科 博士課程)
協力:SNG(Scientists for the Next Generation!)グループ
参加者:女子中学生・高校生31名、保護者・教諭14名
3名の講師に、ご自身が行っている最先端の工学研究についてご講演いただきました。あまり馴染みがないと思われがちな工学研究が、実は身近なものだということが分かり、皆さんとても興味深い様子で耳を傾けていました。パネルディスカッションでは、研究についての質問だけでなく、大学での生活やライフスタイルについてなど、多くの質問が寄せられ、とても活発なものとなり時間が足りないほどでした。最後は交流会を行いました。初めは少し緊張した様子でしたが、すぐに打ち解け、「なぜ理系に進んだの?」「理系に進んで困ったことは?」など、様々な質問が飛び交い、とても盛り上がりました。
本イベントは、JST「女子中高生の理系進路選択支援事業」の支援を受け、東京大学女子中高生理系進路支援「家族でナットク!理系最前線」の一環として行われました。
講演会の様子
講演会の様子
講演会の様子
パネルディスカッションの様子
交流会の様子
交流会の様子
開催日:2012年12月10日(月)
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2012年12月11日(火)
未来の科学者養成講座&次世代科学者育成プログラム「平成24年度全国受講生研究発表会」が開催され、東京大学からは2011年度最先端リサーチ「体験」受講生2名と、2009年度講座OBの1名が参加しました。全国から未来の科学者養成講座の受講生が集まり、25のポスター講演がありました。
1日目の「U20科学研究者からの児童・生徒へのメッセージ」では、東大の講座OBを含め、6名の大学生が高校時代の体験や活動状況を紹介しながら現役受講生に向けて熱いメッセージを送りました。2日目の分野別発表会では、受講生2名が研究成果の発表を行いました。それぞれ個性を生かし、工夫を凝らした素晴らしい発表でした。会場では、受講生同士熱い議論が交わされていました。発表を行った2名の受講生はともに【優秀賞】を受賞するという、素晴らしい成果を上げました。
「U20科学研究者からの児童・生徒へのメッセージ」で発表する東大の講座OB
講座OBによるパネルディスカッション
研究の説明をする受講生
研究の説明をする受講生
受講生同士、議論が交わされています
会場は熱気に包まれていました
開催日:2012年10月13日(土)
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2012年12月2日(日)
主催:東京大学大学院総合文化研究科・教養学部、東京大学教養学部附属 教養教育高度化機構
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 美術博物館
協力:東京大学大学院数理科学研究科・理学部数学科、東京大学生産技術研究所、東京大学先端科学技術研究センター
2012年度秋東京大学駒場博物館特別展示「東大駒場見本市 ―知の創造・教養の共有―」に出展しました。この特別展は、駒場Iキャンパスと駒場リサーチキャンパスで開催されている一般向けの社会連携活動について、一堂に紹介することで、多くの方に東京大学が行っている社会連携活動を知ってもらうとともに、個々の社会連携活動の間に相乗効果を生み出すことを目的として開催されました。
次世代育成オフィス(ONG)では、生産技術研究所や次世代育成オフィス(ONG)で取り組んでいるアウトリーチ活動・教育活動をパネルで紹介するとともに、次世代育成オフィス(ONG)で作成した映像教材DVDの映像や、金属貸出教材(金属材料セット)も展示しました。
次世代育成オフィス(ONG)のブース
金属貸し出し教材