開催日:2020年10月31日(土)
八木先生より、「生活を支える蓄電池に科学」に関する講義と実験が行われました。講義では、電池開発の歴史と電池の基礎知識を紹介した後、去年ノーベル化学賞を受賞したリチウムイオン電池の技術と電気自動車の発展の歴史について、詳細に説明がなされました。
実験では、生徒を4つの組に分けて、「紙と銅板、亜鉛板で作るボルタ電池」、「描ける電圧生成パターン作成」、「手繋ぎ電池実験」および「キッチン用品で作るアルミニウム空気電池」の4つの実験をそれぞれ行いました。それぞれの電池の電流や電圧が異なることを、LED や電子オルゴールを用いて体験し、電池の原理と性能に関して深く学べる授業となりました。
八木先生より、「生活を支える蓄電池に科学」に関する講義と実験が行われました。講義では、電池開発の歴史と電池の基礎知識を紹介した後、去年ノーベル化学賞を受賞したリチウムイオン電池の技術と電気自動車の発展の歴史について、詳細に説明がなされました。
実験では、生徒を4つの組に分けて、「紙と銅板、亜鉛板で作るボルタ電池」、「描ける電圧生成パターン作成」、「手繋ぎ電池実験」および「キッチン用品で作るアルミニウム空気電池」の4つの実験をそれぞれ行いました。それぞれの電池の電流や電圧が異なることを、LED や電子オルゴールを用いて体験し、電池の原理と性能に関して深く学べる授業となりました。
パーティーションが設置された実験台
八木先生による講義風景
実験に取り込む生徒たち
質問に応じる八木先生
開催日:2020年10月23日(金)
砂田先生より有機金属化学について、オンラインでの授業が行われました。演示実験では手元の状況を分かりやすく画面に映すことにより、離れた場所でも実験の様子を詳細に示すことができ、生徒の興味を引付けていました。
砂田先生のご専門の有機化学についての話が盛り込まれ、光学異性のお話し、鋳型合成法により貴金属の消費量を減らす触媒づくりなどから、有機金属触媒技術の可能性やがよく伝わってきました。
科学技術の開発は長期的な展望が必要なこと、常に環境への負荷に配慮しなければならないこと、また研究者になるための進路選択のお話しなど、研究者を目指そうとする生徒たちには良い刺激となりました。
砂田先生より有機金属化学について、オンラインでの授業が行われました。演示実験では手元の状況を分かりやすく画面に映すことにより、離れた場所でも実験の様子を詳細に示すことができ、生徒の興味を引付けていました。
砂田先生のご専門の有機化学についての話が盛り込まれ、光学異性のお話し、鋳型合成法により貴金属の消費量を減らす触媒づくりなどから、有機金属触媒技術の可能性やがよく伝わってきました。
科学技術の開発は長期的な展望が必要なこと、常に環境への負荷に配慮しなければならないこと、また研究者になるための進路選択のお話しなど、研究者を目指そうとする生徒たちには良い刺激となりました。
砂田先生による講義
講義会場の様子
開催日:2020年10月21日(水)
志村先生より、量子力学についての授業が行われました。小さいナノの世界について理解を深めてもらいました。
画像や動画を用いて、未習な参加者もいた量子力学をわかりやすく説明し、応用物理学がどのような学問かも含め、解説が行われました。電子の性質やその動きの面白さ、力学法則が通用しないナノの世界の不思議さを知り、新鮮な印象を受けた参加者もいたようです。
量子力学が面白く、興味深いものであることを感じられる授業となりました。
志村先生より、量子力学についての授業が行われました。小さいナノの世界について理解を深めてもらいました。
画像や動画を用いて、未習な参加者もいた量子力学をわかりやすく説明し、応用物理学がどのような学問かも含め、解説が行われました。電子の性質やその動きの面白さ、力学法則が通用しないナノの世界の不思議さを知り、新鮮な印象を受けた参加者もいたようです。
量子力学が面白く、興味深いものであることを感じられる授業となりました。
志村先生による講義
開催日:2020年10月18日(日)
例年、年2回開催している特別研究会を経済産業省教育産業室が進める「未来の教室」オンラインキャラバンと連携して、ONGフォーラムを実施しました。
新学習指導要領も意識した教科横断的な学びを、ICTも活用しながらどのようにして実践していくのか。教員間の連携のみならず、教育センターや民間教育産業、更には産業界・学術界との連携も含めた事例のご紹介やディスカッションを行いました。
経済産業省「未来の教室 ~learning innovation~」
1. 冒頭あいさつ 岸 利治(東京大学生産技術研究所・所長)
2. セッション①「地域におけるSTEAM教育実践」
山形県における、ICTも活用した教科横断の学びの実践例を切り口に、高校でのSTEAM教育の取り組み、新学習指導要領との関係性や教員の学びの場の創出について紹介・ディスカッションを行いました。
3. セッション②「産・官・学の連携はいかにして可能なのか?」
熊本県立熊本高等学校と株式会社リバネスとの連携によるSTEAM教育を切り口に、公教育と産業界との連携、また「産・官・学」連携の実現に向けた効果的な取り組みについて紹介・ディスカッションを行いました。
4. 本日のまとめ
早野 仁朗(熊本県立熊本高等学校・教諭)
前田 里美(株式会社リバネス 教育総合研究センター センター長)
山瑞 進一(株式会社関水金属 取締役 開発部長)
野田 麻由(JX金属株式会社 ESG推進部 ESG推進担当課長)
大島 まり(東京大学大学院情報学環/生産技術研究所)
浅野 大介(経済産業省 サービス政策課長(兼)教育産業室長)
板倉 寛(文部科学省 初等中等教育局 教育課程課 教育課程企画室長)
川越 至桜 [モデレーター](東京大学生産技術研究所・准教授)
Pietix掲載広報ページ
セッション②の様子
山形県教育センター熊坂氏による事例紹介
熊本高等学校 早坂氏による事例紹介
開催日:2020年10月3日(土)
本イベントは、女子中高生の皆さんに理工系分野に興味を持ってもらい、理工系進路選択を支援するというもので、東大本部人事企画課(男女共同参画室)からの依頼により、生研では平成22年度(2010年度)より継続して実施しています。本学では、本所を含めて6部局が参加しています(2016年度よりJohnson&Johnson(株)からの寄付金により開催)。
当日は、青木 佳子 助教(川添研究室)、現在民間企業でコンサルタント職として勤務されている本書OGの小田 尋美 様、現役大学院生である佐久間 涼子 様の3名を講演者に迎え、ご自身が行っている最先端の工学研究、理系進路の先にある可能性、大学院生の日常や理系を選んだきっかけについて三者三様の切り口でご講演いただきました。
講演後には、川越 至桜 准教授(次世代育成オフィス)の司会進行のもと、参加者からチャットで寄せられた質問について、講演者が回答する形で全体質疑を行いました。講演の内容だけでなく、研究への向き合い方、スランプの乗り越え方、進路や大学選択等についての質問も寄せられ、オンラインでの質疑応答ではありましたが、終始和やかな雰囲気のなか、大変活発なものとなりました。
当日のプログラム
15:00-15:10 (10分)
はじめに
15:10-15:35 (25分)
青木 佳子 助教 (川添善行研究室)
15:35-16:00 (25分)
小田 尋美 さん (アクセンチュア株式会社勤務)
16:00-16:10 (10分)
休憩
16:10-16:35 (25分)
佐久間 涼子 さん (梶原優介研究室 博士後期課程1年)
16:35-16:55 (20分)
全体質疑
16:55-17:00 (5分)
おわりのことば
本日の講演者
青木助教登壇の様子
青木助教登壇の様子
小田尋美様 登壇の様子
佐久間涼子様 登壇の様子
質疑応答の様子