リモートセンシング(遠隔測定観測)の歴史や技術、その技術を使って現在可能な観測、また観測されたデータの生かし方など、リモートセンシング全般の講義を行いました。
また観測データをどう考え、どうすべきか、具体的に情報が何に生かされ、何を導き出しているのか、などについて紹介されました。
例えば極端に森林伐採が行われている地域のデータをその国の政策に生かすにはどうすべきかなどについて解説し、またそれらに携わる研究者が求められる能力についても言及しました。
リモートセンシングの説明をする竹内先生
ASTER(人工衛星)のデータを説明する竹内先生
熱心に話を聞く生徒の皆さん
真剣にメモをとる生徒さんの姿も
ベトナム中央高地の違法伐採問題を説明する竹内先生
環境問題も交えた話には生徒さんも熱心になります
開催日:2013年11月9日(土) ~ 2013年11月10日(日)
サイエンスアゴラ2013
更新日:2013.11.09
協力:SNGグループ
一昨年、昨年に引き続きブースを出展しました。科学技術振興機構(JST)が主催するサイエンスアゴラは、科学技術と社会とのつながりを考える複合型イベントです。今回のテーマは『見つけよう あなたと「科学」のおつきあい』で230以上の出展企画があり、約8,500名の参加者がありました。
次世代育成オフィス(ONG)では「最先端工学の世界をのぞいてみよう!」と題し、本所のアウトリーチ活動や研究内容をパネルで説明するとともに貸出教材(金属材料セット)や車輪走行実験教材など、科学技術への興味・関心が掻き立てられるような展示を行いました。
ブースには教育関係者、企業の方々、科学技術に関心のある家族連れ等、数多くの方が訪れ、パネルを熱心に眺めたり、教材を手に取ったりし、本所の最先端研究に触れていただきました。
多くの人にお立ち寄りいただきました
生産技術研究所について説明しています
車輪走行実験教材では、様々な形の車輪を用いて実験を行います
カーブを曲がることのできる車輪の形はどういう形なのか、わかりやすく説明します
金属貸出教材の紹介
様々な金属のそれぞれの違いを比較します
応用音響工学-音を捉える・響きをつくる
更新日:2013.11.06
最初に耳の仕組みや音の基本的な性質を音速の測定実験を交えて説明しました。
実際の建築物の問題点や改善点を紹介するのに、様々な形状の建築空間における音の伝搬をシミュレーションした結果を音や動画によって示しました。
最後に入力信号やインパルス応答を畳み込むことで建築空間の響きを再現する方法を説明し、実在するトンネルやホールの響きをリアルタイムでマイクの入力に付与するシステムのデモンストレーションを行いました。
音の仕組みや建造物との関係について説明される坂本先生
実際音を出して説明しています
熱心にご説明される坂本先生
日光東照宮 鳴き竜現象の数値解析を説明する坂本先生