本講義は、東京メトロ出張授業、車両工場見学に続く、3回連続講義の最終日であり、理論的な観点から鉄道車輪が曲がる仕組みを学びました。
授業では、両側の車輪が車軸により結合されていることや、車輪が踏面形状により、自動的にカーブを曲がることなどが説明され、車輪模型を用いた実験も行われました。
また、鉄道車両を支える部品産業の例として、ベアリングが紹介され、JTEKTより提供いただいたカットモデルを用いて仕組みを学びました。
最後に、授業で取り上げられた技術が身の回りにあるどのようなもので使われているのかを学び、科学技術や工学が社会と密接に結びついていることを確認しました。
どのような車輪が安定に走行できるのか、みなさんで予想しています
車輪の模型を使って走行実験をしています
車輪走行の仕組みについて説明しています
高校で学習した運動方程式が、科学技術に適用されていることを紹介しています
車両を支える部品の一例としてベアリングについて紹介しています
ベアリングのカットモデルに実際に触れ、その原理を見ています
開催日:2013年1月30日(水)
高崎市立高崎経済大学付属高等学校 東京メトロ中野車両工場見学
更新日:2013.01.30
協力:東京地下鉄株式会社(東京メトロ)、次世代育成オフィス(ONG)
参加者:高校2年生 29名
本講義は、3回連続で行われる東京メトロとの連携講義の2回目であり、東京メトロ中野車両工場見学を行いました。
はじめに、車両工場の方から工場の概要についての説明を受けたのち、3グループに分かれて見学を行いました。実際に整備を行っている現場を間近に見ることができ、詳しく説明をしてもらいました。
見学後は、東京メトロ社員との座談会が開催されました。4つのグループに分かれ、4人の社員の方と15分ずつ交流しました。就職や仕事について、大学での勉強についてなど、様々な話題で盛り上がりました。
両工場についての説明を受けています
工場の方から、工場での作業について説明を受けています
点検中の車両を間近に見せてもらっています
待機している車両を見ています
見学の途中、積極的に社員の方に質問しています
少人数に分かれて、座談会が始まります
開催日:2013年1月22日(火)
岩手県立釜石高等学校 釜石高校理数科「課題研究最終発表会」に参加
更新日:2013.01.22
講師:大堀 研(東京大学社会科学研究所 特任助教)
川越至桜(東京大学生産技術研究所 特任助教)
協力:社会科学研究所
参加者:2年生理数科 34名(8グループ)、1年生161名
10月の中間発表会で発表した8グループの生徒が発表しました。中間発表会でのアドバイスなどをもとに、約3カ月間、研究をした成果を中心にまとめ、紹介しました。
なかなか思うように実験が進まなかったグループもあれば、中間発表会の時に比べて飛躍的に研究が進んだグループがあったりと、それぞれ状況は異なっていましたが、どのグループも3カ月間真剣に取り組んできた様子が伝わりました。