開催日:2023年7月27日(木)
更新日:2023.07.31 カテゴリー:新着情報
次世代育成オフィス(ONG)は、東京地下鉄株式会社(東京メトロ)と東京大学生産技術研究所における、中学生・高校生を対象とした「鉄道ワークショップ2023」を7月27日(木)に開催しました。本事業は、 平成25年からスタートし、「鉄道電気」「電車モーター」「防災」等をテーマに取り上げ、毎年、中学・高校の夏休み期間に開催しています。
9回目となる今回は「車輪のしくみを科学しよう」のテーマのもと、対面型で実施しました。今回は定員の4倍以上となる過去最高の応募があり、作文審査を経た中学生24名、高校生25名が参加しました。実施形態は、去年に引き続き、中学生と高校生を午前・午後で入れ替える 一日完結型とし、中野にある東京メトロ中野車両基地と、東京大学生産技術研究所駒場Ⅱキャンパスを会場として、開催しました。
東京メトロ側では 、『台車と車輪のしくみ』について、 台車の役割や電車が曲がる仕組み、脱線係数などについて講義が行われ、 その後、中野車両基地の中を見学。中学生、高校生ともに鉄道に関する知識が大変豊富で関心も高く、見学中は細部にわたるまで写真を撮ったり、質問をしたりと熱心な参加が見られました。
生研側では、前半に川越准教授 によるワークショップ「電車の車輪模型を使用した走行実験とグループディスカッション」が行われ、机上に置かれたレールの模型で何度も走行実験を行いながら、語り合う姿が見られました。後半には、機械・生体系部門/ 次世代モビリティー(ITS)センターの須田 義大 教授による『自己操舵台車と銀座線~東大・生研における車両研究』と題して、電車が走行する仕組みに関する講義や、公共交通機関で実装化されている科学技術についての講義を行いました。 ワークショップ終了後 には交流会を行い、参加者 同士が情報交換を行うなど、大変に盛り上がりました。
東京メトロとONGでは、参加した中学生・高校生が地下鉄をはじめ、身の回りの科学技術や、持続可能な社会の実現について興味・関心を深め広げてもらうことを期待しています。今後もONGでは、次世代の教育に全力を尽くして参ります。
<中野車両基地にて>


<東大生研駒場リサーチキャンパスにて>


開催日:2023年7月27日(木)
更新日:2023.05.12 カテゴリー:学校関係者の方へ
東京地下鉄株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:山村 明義、以下「東京メトロ」)と東
京大学生産技術研究所(東京都目黒区、所長:岡部 徹、以下「東大生研」)は、「鉄道ワークショップ
2023~車輪のしくみを科学しよう~」を2023 年7 月27 日(木)に開催します。
「鉄道ワークショップ2023」は、東京メトロと東大生研次世代育成オフィスが連携し、お互いの
リソースを活用して次世代を担う人材を育成することを目的とした講座で、中学生、高校生を対象に
夏休み期間に開催します。
コラボ企画第9 弾となる今回は、東京メトロ丸ノ内線の中野車両基地及び東大生研 駒場Ⅱリサ
ーチキャンパスにおいて、実際の車輪・台車などの車両点検作業の見学、車輪・台車がレールに沿っ
て走行するしくみなどに関する講義や実験、ディスカッションを行うほか、参加者同士の親睦を深め
る交流会を実施します。
募集人数は中学生クラス、高校生クラスとも各25 名(計50 名)です。
「鉄道ワークショップ2023~車輪のしくみを科学しよう~」
1 開催日時
【中学生クラス・高校生クラス】
2023年7月27日(木) 9時00分~17時00分
2 開催場所
【中学生クラス】
午前(集合):東京メトロ 中野車両基地(東京都中野区弥生町5-7-99)
午後(解散):東大生研 駒場Ⅱリサ―チキャンパス(東京都目黒区駒場4-6-1)
【高校生クラス】
午前(集合):東大生研 駒場Ⅱリサ―チキャンパス(東京都目黒区駒場4-6-1)
午後(解散):東京メトロ 中野車両基地(東京都中野区弥生町5-7-99)
3 内容(予定)
【中学生クラス】
<オリエンテーション・講義>自己紹介/東京メトロの概要及び車輪・台車ついて
<見学>中野車両基地の概要説明及び中野車両基地(工場内)の見学
<移動>中野車両基地から東大生研 駒場Ⅱリサ―チキャンパスまで貸切バスにて移動
<昼食>東大生研 駒場Ⅱリサーチキャンパス ※お弁当を用意いたします。
<講義>東大生研の概要及び「車輪・台車がレールに沿って走行するしくみ」に関する講義
及びディスカッション
<修了式&交流会>
【高校生クラス】
<オリエンテーション>自己紹介/東大生研の概要
<講義>「車輪・台車がレールに沿って走行するしくみ」に関する講義及びディスカッション
<昼食>東大生研 駒場Ⅱリサ―チキャンパス ※お弁当を用意いたします。
<移動>東大生研 駒場Ⅱリサーチキャンパスから中野車両基地まで貸切バスにて移動
<講義>東京メトロの概要及び車輪・台車について
<見学>中野車両基地の概要説明及び中野車両基地(工場内)の見学
<修了式&交流会>
4 参加費
無料(※会場までの往復交通費は参加者負担となります。)
5 対象及び募集人員
【中学生クラス】中学1年生~中学3年生の方 25名
【高校生クラス】高校1年生~高校3年生の方 25名(高等専門学校1年生~3年生を含む)
6 応募方法
以下の項目について、専用応募フォームからご応募ください。
【記載項目】
氏名(ふりがな)/生年月日/学校名/学年/性別/住所/電話番号/課題作文
課題作文テーマ:『鉄道を安全に走らせるための新たなアイデアについて』
※400文字以内(応募フォーム入力前に準備いただくとスムーズです。)でご自由
にご記入ください。
7 応募締切
2023年6月12日(月)23時59分まで
8 応募先
【応募フォーム】https://forms.gle/5iQHs4a2JtPGREhN7
9 参加者の決定について
ご参加いただく方には、6月下旬~7月初旬頃までに参加証を発送いたします。
※定員を上回る応募があった場合は、応募フォームに入力いただいた作文による選考を実施し、選考
結果をご応募いただいた方全員にご連絡いたします。また、重複してご応募された場合には、無効
とさせていただきます。
10 個人情報について
ご応募いただいた方の個人情報は、今回のイベント以外の用途に使用いたしません。
東京メトロでは、個人情報の取扱いについて東京メトロ個人情報保護方針
(https://www.tokyometro.jp/privacy/index.html)に従います。
東京大学では、個人情報の取扱について東京大学の個人情報等に関する取扱規則
(https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/disclosures/public04_05.html)に従います。
11 お問い合わせ先
東京メトロ お客様センター https://ssl.tokyometro.jp/support/inquiry01_jp
12 注意事項
○当日は、参加証の確認のほか、ご本人確認をさせていただく場合があります。
○参加者以外の方が見学することはできません。また、待合場所の用意もありません。
○イベント中に発生した怪我等については、責任を負いかねます。
○天災、新型コロナウイルス感染拡大の状況等により、やむを得ず中止する場合があります。その場合
に発生した交通費等については各自負担となります。
○当日は事前の告知なく報道関係の取材及び写真撮影が入ることがありますが、本イベントの参加を
もって同意とみなすことをご了承のうえご応募いただきますようお願いいたします。
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開催日:2023年6月9日(金)
~
2023年6月10日(土)
更新日:2023.06.12 カテゴリー:新着情報
6月9日(金)、10日(土)に開催された「東大駒場リサーチキャンパス公開2023」において、次世代育成オフィス(ONG)では、所内ボランティアグループであるSNG(Scientists for the Next Generation!)と協同で、中学生・高校生のためのプログラム「未来の科学者のための駒場リサーチキャンパス公開」、および連携企業・団体による体験型ブースの出展を行いました。また、これらに加えて、小学生~高校生向けの「理科教室」を連携企業・団体と協力して運営するなど、精力的に活動を行いました。
まず、「未来の科学者のための駒場リサーチキャンパス公開」では、「団体見学」として、2日間で38校約1400名と過去最高に並ぶ参加があり、個人単位や少人数での参加も多くありました。遠方からは、青森県から新幹線等で来訪いただいた学校もありました。参加者は「見学おすすめマップ」をもとに自由に見学を行いました。
連携企業・団体による体験型ブース「”STEAM”を体験してみよう」では、JX金属株式会社(JX金属)、東京地下鉄株式会社(東京メトロ)、日本航空株式会社(JAL)、日本精工株式会社(NSK)の連携企業四社、および今年から一般社団法人日本トライボロジー学会の協力を得て、ブース展示を行いました。工作や模型など体験型展示を多数用意いただき、お子様から大人まで大変多くの参加がありました。
理科教室2企画に協力しました。JX金属、岡部(徹)研究室との共催で開催した理科教室では、電気・電子製品に欠かせない金属「銅」への理解を深める化学実験を行いました。また、日本トライボロジー学会、埼玉工業大学・長谷研究室との共催で開催した理科教室では、紙工作をとおして摩擦の科学に触れることができました。
団体見学の参加者からのアンケートでは、「ここにしかない研究施設での体験ができ、楽しく貴重な時間になった」という声が多数寄せられました。どのイベントも大変盛況で、参加した中学生・高校生・中高教員の多くが「以前より科学技術に関心を持つようになった」との回答がありました。コロナ禍によって失われていた体験的な学びの機会を、キャンパス公開で得られたことによる喜びと満足感が大変高い公開となりました。
ご来所いただきました皆さま、まことに有難うございました。

企業ブース(NSK) 団体見学_鹿園研究室
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理科教室(トライボロジー) 理科教室(JX金属)
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企業ブース(東京メトロ) 企業ブース(JAL)
開催日:2023年6月9日(金)
~
2023年6月10日(土)
更新日:2023.04.05 カテゴリー:学校関係者の方へ

東京大学生産技術研究所(東大生研)では、2023年6月9日(金)、6月10日(土)の二日間の日程で一般公開を開催いたします。
この中で、東大生研次世代育成オフィス(ONG)では、「未来の科学者のための駒場リサーチキャンパス公開」(以下、本キャンパス公開)を実施いたします。
本キャンパス公開では、中学生・高校生を対象に、駒場リサーチキャンパスで行われている研究を分かりやすく紹介する団体見学等をご用意しています。普段見ることができない最先端の研究施設や実際の研究現場を見学し、研究の一端を体験することができます。
参加希望の学校は、以下の要領にて学校単位でお申込みください。
(1)未来の科学者のための駒場リサーチキャンパス公開の主旨
本キャンパス公開では、中学生・高校生を対象に、最先端の科学技術や工学研究に触れることで参加した生徒の興味・関心を高めるとともに、科学技術と社会との結びつきを理解してもらうことを目的としています。
(2)対象
中学生及び高校生とその教員
(3)団体見学
※2022年度同様に感染対策のため、中高生向けおすすめマップに掲載の対象研究室を中心に見学いただく「団体見学のみ」となります。例年実施してきたコースを設定して見学いただく「団体コース見学」の実施はありません。
当日に受付でお渡しする見学資料を基に、おすすめマップに掲載の対象研究室やキャンパス内での開催イベントを見学いただけます(見学コースの設定なし)。
控室の用意はありませんのでご了承ください。
1)募集数
参加生徒数は1校につき、原則100名までとなります(申込時より生徒数が変更となる場合は速やかにお知らせ願います)。
参加校には、5月末までに「参加者リスト」を提出いただきます。
2)開催日時
2023年6月9日 (金) 10:00-17:00
2023年6月10日(土) 10:00-17:00
※団体見学は以下時間帯に合わせて、受付をお願いいたします。
6月9日(金)10:00
6月9日(金)11:00
6月9日(金)13:00
6月9日(金)14:00
6月9日(金)15:00
6月10日(土)10:00
6月10日(土)11:00
6月10日(土)13:00
6月10日(土)14:00
6月10日(土)15:00
(4)申込条件
・参加希望の学校に所属する教員による申し込みであること。
・責任者が必ず随行すること。
・本キャンパス公開の主旨をご理解いただけること。
・参加目的が明確であり、十分吟味されていること。
・生徒自身が単なる学校行事への参加ではなく、学問に対する意欲や興味に
より参加を希望していること。
・参加当日のアンケートにご協力いただけること。
・当日までに次世代育成オフィス(ONG)制作の映像教材(いずれか1つ)を視聴したうえ、アンケートにご協力いただけること。
映像教材掲載Webページ https://ong.iis.u-tokyo.ac.jp/ong-steam-stream/
(5)参加費
無料 (会場までの交通費はご負担ください)
(6)申込方法
下記Googleフォームにて、お申し込みください。
◆お申し込みはこちらから⇒https://forms.gle/DCqeaJEah31ndHGfA
(7)申込期限
2023年5月9日(火) 17:00まで
(8)その他
- 今年度は、団体見学のみ実施のお申込となります。
- 申込多数となった場合には、大変申し訳ございませんが、受入れできない場合があります。お申込み多数の場合には、申込書の「参加目的」や「期待される効果」、「過去のお申込結果」等を参考に参加校を決めさせていただきますので、予めご了承ください。参加の可否については、2023年5月中旬を目途にメールにてお知らせいたします。
- 参加決定後、2023年度はONGへの学校単位のお申し込みをもってキャンパス公開の団体見学申込は完了となります。予約システムOCANsによる生徒さん個人での予約は必要ありません。
- バスでの入構はできません。公共交通機関でご来場ください。
- 見学中に事故や怪我等が発生した場合、弊所では責任を負い兼ねます。学校の責任において、課外授業での保険に加入いただく等、対応をお願いいたします。
- 見学できる研究室は、事前の予告なく変更されることがありますが、ご了承ください。
- キャンパス内では食事が可能ですが、レストラン・カフェの座席数は、非常に少なく、キャンパス内での食事場所にも限りがあります。そのため、キャンパス外での食事もご検討ください。感染状況により、食事の可否は、変更となる場合があるため、直前にキャンパス公開ウェブサイト(https://komaba-oh.jp/)などで確認ください。
- 当日の様子を、担当者が写真撮影させていただく場合があります。次世代育成オフィス(ONG)事業報告書、Webサイトでの開催報告等に掲載をさせて頂きます。参加者が特定できる撮影は控えるようにいたします。ご支障ございましたら、事前にお申し出ください。
(9)問合せ
東京大学生産技術研究所 次世代育成オフィス(ONG)事務局
〒153-8505 東京都目黒区駒場4-6-1
TEL:03-5452-6894 FAX:03-5452-6895
e-mail:ong@iis.u-tokyo.ac.jp
〔対応時間:10:00~12:00、13:00~17:00(土・日・祝日を除く)〕
開催日:2023年5月26日(金)
更新日:2023.05.31 カテゴリー:学校関係者の方へ
東京都教育委員会と東京大学生産技術研究所は、
連携協力に関する協定を締結しました。
令和5年5月24日に東京都教育委員会と東京大学生産技術研究所は、連携協力に関する協定を締結
しました。
1 連携の概要
東京都教育委員会と東京大学生産技術研究所は、東京大学生産技術研究所の高度な教育力及び研究
力を活用した以下の連携事業を実施し、都立高等学校等の生徒一人一人の個性や能力に応じた学びの
実現を図ります。
(1) 東京大学生産技術研究所が有する教育・研究力を生かした都立高等学校等の生徒に対する教育
機会の提供
(2) 都立高等学校等の生徒・教員による調査研究活動等に対する東京大学生産技術研究所の教員等
による支援
(3) 東京大学生産技術研究所の科学教育活動等に係る東京都教育委員会による支援
2 締結式
開催日 :令和5年5月24日水曜日
開催場所:東京都庁第二本庁舎16階 教育委員会室
【出席者】
東京大学生産技術研究所
所長 岡部 徹
次世代育成オフィス室長 大島まり
次世代育成オフィス次長 北澤 大輔
次世代育成オフィス室員 北澤 大輔
事務部長 眞鍋 浩二
総務課長 小林 正樹
総務課副課長 清水 正一
東京都教育委員会
教育監 藤井 大輔
指導部長 小寺 康裕
教育改革推進担当部長 根本浩太郎
指導部高等学校教育指導課長 信岡 新吾
指導部高校教育改革担当課長 小林 靖
都立学校教育部教育改革推進担当課長 横田 雅博

東京大学生産技術研究所岡部徹所長(左)と東京都教育委員会藤井大輔教育監(右)

開催日:2023年3月17日(金)
更新日:2023.03.09 カテゴリー:新着情報
全国の教育関係者の皆様に、東京大学の取り組みを横断的にご紹介します。
東京大学 生産技術研究所(以下、「東大生研」) 次世代育成オフィス(以下、「ONG」)と日本航空(以下、「JAL」)は共同で、2016年度より、全国の中高生を対象に、STEAM教育(注1)としての横断的・総合的な学びを促す「飛行機ワークショップ」を継続開催してまいりました。このたび、2020・2021年度を担当した、社会システム工学を専門とする東大生研の本間 裕大 准教授を講師とし、ONGの教員やスタッフ、JALの現役運航乗務員(パイロット)や運航管理者(ディスパッチャー)から構成した企画チームが、日本オペレーションズ・リサーチ(以下、「OR」)(注2)学会 第48回・普及賞を受賞しました。本賞は、「社会における様々な問題を数学的に解決する科学的手法」であるOR分野の普及に大きな貢献をしたグループ等に対して贈られるもので、今回はワークショップそのものに加え、国際会議でのオーガナイズド・セッション(注3)主催、動画コンテンツ化が、OR分野の普及に大きく貢献したと高く評価されました。

ワークショップでは、SDGsの観点から、経済活動と環境保護との両立を主体的に考えてもらうため、持続可能な航空燃料であるSAF(注4)の話題を取り入れたり、参加者に主体的に考えてもらうために、航空機の安全運航と利便性の両立について現役パイロットやディスパッチャーと議論する機会を設けたりと、様々な工夫を凝らしました。また、一連の内容は、国際会議でも発表された他、東大生研ONG STEAM STREAM(※)にて動画とExcelシートから成る教材としてもインターネット公開しており、中高生のみならず大学生や社会人にも広く楽しんでいただける内容となっています。
※東京大学 生産技術研究所ONG 映像教材(ONG STEAM STREAM)
「ベストな航空路線をつくってみよう!」
https://ong.iis.u-tokyo.ac.jp/ong-steam-stream/archives/category/2020-02-koukuu
「未来の地球を飛行機で繋いでみよう!」
https://ong.iis.u-tokyo.ac.jp/ong-steam-stream/archives/category/2021-01-airplane
持続可能な社会を実現するためには、私たち一人一人の持つ多様な力が発揮され、新しい価値を創造し続けられることが重要です。そのような社会において主役となる中高生に対して、「社会における正解が一つではないこと、自らが主体的に考え実行することの大切さ」を伝えられたことに、本活動の大きな意義があると考えています。
東大生研ONGとJALは、2023年度以降も、様々なテーマで飛行機ワークショップを継続開催する予定です。これからも、産学が共同して次世代の研究者、技術者を育成する教育活動の新しいモデルを創り出し、推進してまいります。

図1 受賞対象となった一連の取り組み
(注1)STEAM教育
Science, Technology, Engineering, [Liberal-] Art[s], Mathematicsの略。文系・理系の枠組みを超え、各教科の学習を実社会での問題発見や解決に活かす横断的な教育として注目されています。
(注2)オペレーションズ・リサーチ
意思決定にかかわる様々な問題に対して数理モデルや統計的モデル、アルゴリズムの利用などの数学的なアプローチによって分析し、より効率的かつ適切な解決法を見つける科学的技法。
(注3)オーガナイズド・セッション
学会などで研究者グループが企画、提案し、テーマを定め、そのテーマに関連する発表で構成されたセッション。提案したセッションは学会での審査を経て、開催することができます。
(注4)SAF (Sustainable Aviation Fuel)
植物などのバイオマス由来原料や、日常生活で排出される廃棄物・廃食油などが原料の航空燃料。化石燃料より二酸化炭素の排出量を大幅に削減でき地球にやさしい燃料として注目されています。
○問い合わせ先:
(ワークショップ活動全般に関すること)
東京大学 生産技術研究所
次世代育成オフィス(ONG)
Tel:03-5452-6894
E-mail:ong(末尾に”@iis.u-tokyo.ac.jp”をつけてください)
URL:https://ong.iis.u-tokyo.ac.jp/
(OR分野および教材内容に関すること)
東京大学 生産技術研究所
准教授 本間 裕大(ほんま ゆうだい)
Tel:03-5452-6379
E-mail:honmalab(末尾に”@iis.u-tokyo.ac.jp”をつけてください)
URL:http://www.honma-lab.iis.u-tokyo.ac.jp
開催日:2023年3月17日(金)
更新日:2023.02.14 カテゴリー:新着情報
全国の教育関係者の皆様に、東京大学の取り組みを横断的にご紹介します。

◆ 第3回次世代育成教育フォーラム_フライヤー(以下からダウンロード可)◆
https://webfs.iis.u-tokyo.ac.jp/public/pISUAA2O1gmAj8sBUFiGqaKWdAceoLmSzaESv8tPmYH2
STEAM とは Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(芸術・リベラルアーツ)、Mathematics(数学)の頭文字をとったもので、領域を横断した学際的な学びが期待されています。日本の初等中等教育においても、高校で 2022 年度から「総合的な探究の時間」が開始され、大学と連携した「グローバルサイエンスキャンパス」も全国で進められるなど、STEAM 型探究学習への注目が高まっています。今回のフォーラムでは、STEAM の”Arts”など、多様性をいかに初等中等教育に組み込んでいくか、東京大学の教員が事例を紹介するとともに、今後の新しい教育のあり方について語り合います。
◆開催日時
2023年3月17日(金)18:00-19:30
◆会場
東京大学本郷キャンパス 工学部2号館221講義室
(東京都文京区本郷7-3-1)
◆プログラム
総合司会:徳本 有紀(生産技術研究所 講師/次世代育成オフィス 室員)
18:00-18:10 開会挨拶・趣旨説明 丹下 健(副学長/社会連携本部副本部長)
18:10-18:40 取組紹介講演
講演1:岡田 猛(教育学研究科/情報学環・学際情報学府 教授
芸術創造連携研究機構 副機構長)
「東京大学における芸術実技授業とSTEAM授業の実施」
講演2:神崎 亮平 (先端科学技術研究センター 生命知能システム分野/先端アートデザイン分野 教授)
「理性と感性のバランスとSTEAM教育 ―人間中心から自然中心へ―」
18:40-19:25 パネルディスカッション
モデレーター:梅原 章司(東京都立日比谷高等学校・統括校長)
パネリスト:岡田 猛 / 神崎 亮平 / 川越 至桜(※)/ 梅原 章司
(※)生産技術研究所 准教授/次世代育成オフィス 室員
19:25-19:30 閉会挨拶 佐藤 健二(高大接続研究開発センター長)
◆参加費: 無料
◆申込方法
下記フォームよりお申込みください。
・現地(東京大学、申込〆切3月15日)
https://webform.adm.u-tokyo.ac.jp/Forms/ong/
・オンライン(当日申込も可)
https://u-tokyo-ac-jp.zoom. us/webinar/register/WN_yYGWp2FqQsOBEWsTgBHVrA
◆登壇者のお写真

開催日:2022年6月26日(日)
~
2023年3月12日(日)
更新日:2022.06.08 カテゴリー:新着情報
ONGでは,日立理科クラブと連携し,小中学生を対象として未来の科学者を育成
するジュニアドクター育成塾を開講します。
科学技術に関心が高い小学校6年生,中学校1, 2年生の皆様のご応募をお待ちし
ております。
1 開催日時
6月26日(日),7月17日(日),8月7日(日)
8月25日(木),9月18日(日),10月16日(日)
11月13日(日),11月27日(日),12月18日(日)
1月15(日),2月19日(日),3月12日(日)
※詳しくは、こちらをご覧ください。
↓ ↓ ↓
https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400189571.png
2 開催場所
・日立理科クラブ(茨城県日立市神峰町1-6-11 日立市教育プラザ2階)
電話:0294-24-3104
・オンライン
※受講者は各会場まで自力で通学できるか,ウェブ会議システムZoomを利用した
オンライン受講ができることとします。
3 参加費
選抜を通過した受講生には,日立理科クラブ「理数アカデミー」の規定に従って
教材代実費をご負担いただきます。
(理科クラス 年間5,000円,数学クラス 年間4,000円)
4 対象及び募集人員
40名
※参加にあたっては選抜を行います。
5 応募方法
・日立市近隣市町村にお住いの方は応募申込書を日立理科クラブにメールまたは
FAXで送付してください。
(メール:hsc-rikakurabu@net1.jway.ne.jp FAX:0294-24-3104)
・その他の方は「申込書」に必要事項を全て記入し,生産技術研究所次世代育成
オフィス(担当:堀)宛にメールで送付してください。なお,「申込書」の必要
事項が網羅されていれば,書式は問いません。
(メール: k.hori@ni-coref.or.jp)
※申込書は、こちらです。
↓ ↓ ↓
https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400189572.png
6 応募締切
2022年6月22日(水)必着
7 個人情報について
ご応募いただいた方の個人情報は,今回以外の用途に使用いたしません。
東京大学では,個人情報の取扱について東京大学の個人情報等に関する取扱規則
https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/disclosures/public04_05.html
に従います。
開催日:2023年2月13日(月)
~
2023年3月9日(木)
更新日:2023.02.12 カテゴリー:新着情報

★イベントタイトル★
摩擦の科学×謎解き「ピラミッドの危機!?古代エジプト王からのSOS!!」
~楽しく摩擦に触れ,考えるチカラが身につく講座~
★概 要★
謎解き(クイズやパズルなど)をしながら,楽しく摩擦の体験や実験して,考えながら科学や工学を体験学習できるイベントです。
【謎解きストーリー】
トライボロジー体験の講座中に,突然,古代エジプト王からSOSが!どうやらピラミッドを建てられず困っている様子‥‥。ヒントは古くから伝わる“封印された箱”にあるらしい。
時間内に体験講座に参加しているみんなと協力して,謎を解き明かし,古代エジプト王の手助けをしよう!
【イベントスケジュール】
14:00~14:30:開会式,摩擦の説明・摩擦力の体感実験
14:30~15:30:謎解き
15:30~16:00:解説・まとめ,修了式
★日 程★
2023年3月18日(土)14:00~16:00
★会 場★
東京大学生産技術研究所
S棟プレゼンテーションルーム(駒場IIリサーチキャンパス内)
アクセスマップ:http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/ja/access/
★定 員★
小学3年生~中学生対象,30名
★参加費★
無料(事前申込制)
※当日,筆記用具をご持参下さい
主催:日本トライボロジー学会,埼玉工業大学 長谷研究室(HASE Lab. Idea Pocket),東京大学生産技術研究所次世代育成オフィス(ONG)
講師:機械工学科 長谷亜蘭(はせあらん)
※三菱みらい育成財団「インクルーシブな未来社会をデザインする東京大学STEAM型創造性教育プログラム」の一環として実施しています
※参加申込み受付期間
2023年3月9日(木)23:59まで(余裕をもってお申込み下さい)
下記URLより,オンライン(Googleフォーム使用)でお申し込み下さい。
URL:https://forms.gle/VW4TTcng9ry9VRDS8
複数お申込みの場合も,1名ずつ登録をお願いいたします。
応募者多数の場合,先着順とさせていただきます。
受講決定者には,3月10日(金)までにメールにて通知いたします。
★詳細・お問合せ先★
以下をご覧ください。
https://www.sit.ac.jp/user/alan_hase/Nazotoki-Tribology_ONG
開催日:2023年2月13日(月)
~
2023年2月28日(火)
更新日:2023.02.08 カテゴリー:新着情報
東京大学生産技術研究所次世代育成オフィスでは、以下のとおりリサーチ・アシスタント(RA)を募集します。
1.職種: リサーチ・アシスタント(RA)
2.応募締切: 令和5年2月28日(火)必着
3.募集人員: 1名
4.研究業務の課題名:令和5年度ジュニアドクター育成塾
5.研究業務の内容:
・「ジュニアドクター育成塾」や関連する小中高大連携によるSTEAM教育支援のための教材やパフォーマンス課題、評価基準等の開発支援。
・「ジュニアドクター育成塾」や関連する小中高大連携による教育プログラムの受講生指導助言。
・上記に係る中高理数系教員との協働による実践研究の補佐。
6.応募資格:大学院博士後期課程及び獣医学又は医学を履修する大学院博士課程の学生(ただし、休学中である場合は応募できません)
7.研究業務月額単価: 1万円(予定)
8.委嘱期間(予定): 令和5年4月1日~令和6年3月31日(予定)RA研究業務計画書はこちら
9.委嘱内容の評価:
委嘱期間中は毎月、リサーチ・アシスタント研究業務経過報告書(様式2)の提出を求めるとともに、委嘱期間終了後、RA研究業務終了報告書(様式3)により、研究業務の実施内容及び遂行経過の審査及び評価を行う。
10.応募書類:
・RA研究業務計画書(様式1) 1通 (excel添付が可能なら載せてください)
・研究業績一覧(任意様式) 1通
・学生証(写)1通(入学予定者は学生証(写)にかえて履歴書1通)
11.問合せ先及び書類提出先:
〒153-8505 東京都目黒区駒場4-6-1
東京大学生産技術研究所 次世代育成オフィス ONG事務局 駒崎
e-mail: utjrdr[at]ni-coref.or.jp atを@に変更ください。
(封筒表に「リサーチ・アシスタント応募書類在中」と朱書きの上、簡易書留で郵送のこと。同等の内容をutjrdr[at]ni-coref.or.jp にメールで提出しても良い。その場合、件名を「リサーチ・アシスタント応募」とすること)
12.備考:
・応募の秘密は厳守し、応募書類は採用選考の目的以外には使用いたしません。
・応募書類は返却いたしません。
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《対象者に関する留意事項》
(1)日本学術振興会特別研究員、国費留学生や民間等から返還義務のない相当額の奨学金を受給している学生についても対象とする。ただし、日本学術振興会特別研究員は特別研究員制度の支給制限(8.8万円/月)を超えて従事することはできない。なお、各制度の支給制限を超えて委嘱することはできない。
(2)休学中の学生は委嘱できない。
(3)学生が遂行する研究業務については、当該学生の授業等に支障がないよう教育的配慮に努める。
(4)研究業務単価の支給は、税法上、給与所得として課税されるので、毎月所得税を源泉徴収の上、支給することとなる。その際、1月から12月までの年収が103万円を超えると所得税が課税されるため、年末調整や確定申告を行う必要がある。なお、当該年収に応じては、次年度に住民税が課税される場合もある。
(5)学生が所得税法上の扶養に入っている場合は、当該学生の1月から12月までの年収が103万円を超える場合は扶養控除を受けられないこととなる。
(6)親の健康保険の被扶養者となっている学生は、学生の収入によっては親の被扶養者から外れる可能性があるため、注意願いたい。(例:共済組合、政府管掌保険は年額130万円(月額108,333円)を超える収入がある場合は親の被扶養者から外れる。)また、外れた場合は学生自身で国民健康保険に加入することが必要となる。
(7)授業料免除は、世帯の状況により家計基準の計算が異なるが、当該学生の収入額によっては、免除されない場合もある。また、日本学生支援機構奨学金の採用においても、収入基準額を超える場合には採用にならない。
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