更新日:2025.01.23
実施日:2024年12月17日(火)
実施校名:山形県立山形東高等学校
研究室:岡部研究室 山川研究室、試作工場
講師名:岡部 徹 教授、山川雄司 准教授、板倉善宏 副工場長
参加者・参加人数:高校2年生 20名
岡部徹研究室では、岡部教授よりチタンをはじめとするレアメタルについての説明を受け、様々なレアメタルのサンプルも手にとって観察しました。
また、Ti-Ni系形状記憶合金のデモンストレーションも体験しました。
山川研究室では高速ビジョンシステムと高速ロボットハンドについての説明を受けた後、ジャンケンロボットや高速ロボットハンドのデモンストレーションを見学しました。
試作工場では、旋盤やフライス盤、マシニングセンタといった工作機械の紹介の他、ガラス加工の説明を受けました。
最後に大学院生に加え、岡部教授も交えて活発な質疑応答が行われました。

更新日:2025.01.23
実施日: 2024年11月18日(月)
実施校名:須磨学園中学校
講師名:川越 至桜 准教授
参加者・参加人数:中学1・2年生 146名
ヒトの体は超新星爆発を経験した物質からできている、ニュートリノが1秒間に何兆個も自分たちの身体を通過しているなど興味深い話がたくさんありました。
超新星爆発の研究が藤原定家の日記から研究が進んでいったなど、一見関係のない分野が別の分野の研究にかかわってくるなどSTEAM教育にまつわるお話もありました。
また、教養学部での2年間など東京大学の特色ある教育課程も紹介されました。
星の話、相対性理論の話、SDGSの話、ウミガメ産卵の話、周期表の話、自動運転の話など、生徒たちが知っている言葉を用いながら、
それが実はいま授業で学んでいることの延長上にあるということを気づかせてくれる授業でした。

更新日:2025.01.23
実施日: 2024年11月16日(土)
実施校名:埼玉県立浦和第一女子高等学校
講師名:八木 俊介 准教授
参加者・参加人数:高校1年生 26名
「無限の可能性を秘めた蓄電池」というタイトルで、電池開発の歴史と電池開発といった教養知識からノーベル化学賞を含む最先端の研究の説明まで、幅広い内容の講義でした。
はじめに、家庭用コンセントやiPhoneなど身近な電気製品を題材に、電池に関する基礎知識や扱う単位をクイズ形式で確認しました。
次にガルバーニに始まり,ボルタ電池・ダニエル電池・鉛蓄電池といった電池開発の歴史についての説明がありました。
その後,リチウムイオン電池の原理と開発の背景,2019年にノーベル化学賞を受賞した3名の科学者がリチウムイオン電池の開発にどのように関わっているのかを解説した後,
電気自動車開発の歴史と最新研究の紹介,リチウムイオン電池研究の今後の可能性についての説明がありました。
また、実際に電気自動車に用いられている電池に触れることもできました。

更新日:2025.01.20
実施日:2024年11月6日(水)
実施校名:茨城県立水海道第一高等学校
研究室:ペニントン研究室 酒井研究室
講師名:Jenna Wangさん、酒井雄也 准教授
参加者・参加人数:高校1・2年生 35名
酒井研究室では、コンクリートとセメントの違いを生徒に質問するところから始まり、コンクリートの諸問題の話がありました。
コンクリートをつくる際に使用するセメントは製造過程で二酸化炭素を多く排出することや、コンクリートが再利用しにくいことを挙げられた。
酒井准教授は、圧縮して固める手法で、コンクリートの再利用やゴミや食べ物からコンクリートとなるものを製造することを可能にしており、
実際に作られたものを生徒たちは触れたり匂いを嗅いだりすることができました。
ペニントン研究室では、トレジャーハンティングと題されるようにと生産技術研究所内での様々なプロジェクトを基に、
ユーザーや社会との新しいつながりを意識したプロダクトデザインを発案し、さらにはユーザースタディーを通して製品化していくという革新的な取り組みの説明といくつかの事例を紹介されました。
また、実際のプロダクトが展示されているところを見学し、そのプロダクト開発の背景や機能、将来性の説明がありました。


更新日:2025.01.20
実施日:2024年11月8日(金)
実施校名:岡山県立岡山操山中学校
講師名:坂本 慎一 教授
参加者・参加人数:中学3年生 24名
はじめに、音響工学に関する授業が行われ、音と物理学・生理学・心理学等、他分野との関わりを紹介しました。
次に、日光東照宮の鳴き竜やドップラー効果、ソニックブーム等、音にまつわる身近な例の説明がありました。
後半には、実験室に移動し、3次元音場シミュレーションと低周波音のデモンストレーションを行いました。
デモンストレーションでは、ただ説明を聞くだけではなく自ら率先して質問されたり、室内の吸音材を間近で観察されたりしました。


更新日:2025.01.17
実施日:2024年11月6日(水)
実施校名:群馬県立前橋高等学校
講師名:吉永 直樹 准教授
参加者・参加人数:高校1年生 26名
人間が普段使用する「自然言語」をコンピュータにどのように理解させ、活用するかというテーマでの講義でした。
まず、言語を理解するということはどういう事なのか形態素解析や意味解析、文脈解析などの手法をもとに説明されていました。
次に、それらの手法の問題点を克服する古典的な言語モデルを紹介し、現在の言語モデルの主流となっている大規模言語モデルと、それに使用される単語埋め込み表現についての説明がありました。
授業後の質疑では、単語の処理に関する専門的な内容やChat-GPTのような大規模言語モデルを実際に使用した時に感じた疑問点などレベルの高い質問が積極的になされました。

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