協力:岩手県釜石市
東京大学基金
東京大学社会科学研究所・生産技術研究所
参加者:藤本 直子(東京大学 生産技術研究所 次世代育成オフィス(ONG)・特任研究員)
西垣 太暉(東京大学大学院総合文化研究科 広域科学専攻・竹内昌治研究室)
10月の中間発表会の7つのチームが今回の最終発表会で発表しました。中間発表会では、それぞれグループ別に大学院生や先生方からアドバイスを受け、約3ヶ月間、皆で研究した成果をまとめあげてきました。どのチームも真剣に一丸となって取り組んできた成果が見られました
本発表会では、釜石市教育委員会をはじめ、北里大学、岩手県立大学、岩手大学からの教育者や研究者による投票が行われ、選出された上位2チームが、岩手県高等学校理数科課題研究発表会に出場します。
第1位には、地域貢献を目指し、地元の特産物である、甲子柿をテーマにした「甲子柿由来の柿タンニンによる抗菌作用について」の研究チーム、第2位には、同じく、地元、松倉町に生息する松倉虫をテーマにした「蚊の生態調査」の研究が選出されました。(第1位となった研究チームは、2016年8月に神戸市で開催される全国SSH生徒研究発表会の代表となることが予定されています。2016年3月末日現在)
◎発表テーマ
計7グループ(釜石高校2学年)
- 確率における約分
- 色素増感太陽電池の電力に関する研究
- 加速度系における正弦波とドップラー効果の理論と実験
- 3次式の因数分解
- 蚊の生態調査
- 粘菌を利用したネットワーク形成
- 甲子柿由来の柿タンニンによる抗菌作用について