お知らせ

【研究室見学】吉江研究室、工藤研究室

更新日:2023.11.10

開催日:2023年11月8日(水)

実施校:福井工業高等専門学校

研究室:吉江研究室、工藤研究室

講師: 吉江尚子教授、工藤一秋教授

参加者:高専3学年38名、教員2名

3グループに別れ、吉江研、工藤研、試作工場の見学を各15分ずつ行いました。

吉江研では主に研究設備について、工藤研では研究内容について、施設見学では分析装置の種類や測定内容などについての説明がなされました。

共通機器見学では主に大型の機器についてどのような用途で用いられるか、どのような原理で動いているかなど説明を行い、最後に先生やTAへの質疑応答を行いました。

生徒たちは研究施設や設備などに興味を持っていました。学校では学生実験が始まった段階で、全体的に集中して聞いていました。最後の質疑応答の時間では、研究において心がけるべきことや、研究室、研究内容の決め方など、進路に関する質問が多くあり、大学やこの先の研究にも興味を持ってくれていました。

【受入授業】数理と情報で紐解く生体化学情報処理

更新日:2023.11.09

開催日:2023年11月8日(水)

実施校:群馬県立前橋高校

講師:小林 徹也 教授

参加者:高校1年生 36名

小林教授による生体化学情報処理に関する授業が行われました。
はじめに生体情報処理と人間の五感の関係、各感覚の情報処理技術に関する研究の進捗状況についての説明がありました。次に、嗅覚の化学情報処理に関する原理と小林先生が行った研究で得られた知見に関して説明がありました。後半には4種類の匂いのサンプルを特定するという演習を織り交ぜながら、匂いの研究についての奥深さ、難しさについて考える非常に興味深い時間となりました。
生徒たちからも多くの感想がよせられ、関心の高さがうかがえました。

 

 

 

【研究室見学】大島研究室、梅野研究室

更新日:2023.11.02

開催日:2023年11月1日(水)

実施校:福岡女学院高等学校

研究室:大島研究室、梅野研究室

講師: 大島 まり 教授、 河合 江美 研究員、修士 谷村 瞭 さん

参加者:高校2年生 27名

はじめに大島研究室を見学しました。大島先生から流体力学や血流シミュレーションとは何か、そしてこの研究を行う意義について、続いてマルチモーダル医用画像に基づく血流解析や、最先端のAIによる血管画像セグメンテーションや血流状態予測など、研究室の主な研究内容について紹介がありました。
後半では3Dプリンターで作った血管モデルを使って脳動脈の形態を紹介した後、医師や研究者が使用するインタラクティブな血管セグメンテーションソフトウェアの使い方をPC上でデモンストレーションしていただきました。最後に生徒たちの質問に答えてました。生徒たちは熱心に耳を傾け、説明を聞きながらメモを取る人も多くいました。

次に、梅野研究室を見学しました。
研究テーマをまとめた動画を視聴後、シミュレーションおよびクラスター計算機についての説明、および研究室で所有している計算機の見学を実施しました。
その後、高校と大学の違いや大学卒業後の進路など、生徒達が将来設計をするうえで参考になる話題を提供し、最後に質問に答えました。文系理系問わず、高校生にとって有意義な時間となりました。

 

 

 

 

 

開催日:2023年10月14日(土) ~ 2023年10月29日(日)

【報告】飛行機ワークショップ2023 ~Power for the Future !!~

更新日:2023.11.01

次世代育成オフィス(ONG)では、日本航空株式会社(JAL)と連携して8回目となる「飛行機ワークショップ2023 ~Power for the Future !!~」を開催しました。中学生・高校生を対象とした本ワークショップは2日間の連続講座として、中学生クラスは10月14日(土)、15日(日)に、高校生クラスは10月28(土)、29日(日)に開催し、両クラスあわせて計56名が参加しました。

1日目は、羽田にあるJALメインテナンスセンターにおいてJAL ESG推進部 落合 秀紀 専任部長による飛行機のエンジンの役割についての講義と、センター内の整備の現場と格納庫の見学を行った。格納庫見学中は、皆、真剣な表情でJAL関係者から詳しく説明を聞く姿が見られました。また、2日目は本所において、基礎系部門の吉川 暢宏 教授が講師となり、「未来のジェットエンジンを考えよう」をテーマに、ジェットエンジンやファンブレードについての講義が行われました。グループワークでは、本所 川越 至桜 准教授による「自由な発想で未来のジェットエンジンを提案しよう!」をテーマに、未来のジェットエンジンを考える上で必要な性能や技術についてのアイデアを出し合い、発表を行いました。中学生クラス、高校生クラスともに、どのグループも非常に熱心に話し合いが行われ、ワクワクするような未来のジェットエンジンのアイデアが飛び出し、歓声が上がる場面もありました。ワークショップ後も、吉川教授に熱心に質問をするなど、最後まで大変に盛り上がり、受講者の興味・関心の高さが伺えた。特別賞として、JAL賞、東大生研賞がそれぞれ授与され、お互いの健闘を讃えあい、秋の充実した楽しい学びの時間となりました。

最後に、日本航空(JAL)関係者の皆様、をはじめ、ご協力いただきました全ての皆様に感謝申し上げます。

 

 

 

 

【出張授業】ことばを「計算」する自然言語処理

更新日:2023.10.30

開催日:2023年10月27日(金)

実施校:茨城県立緑岡高等学校

講師:吉永 直樹 役職准教授

参加者:高校1年生281名

 

茨城県立緑岡高等学校で、吉永役職准教授による自然言語処理と計算言語学に関する授業が行われました。

はじめに、言語をめぐる学問分野についての紹介がありました。次に自然言語処理と計算言語学の概要を説明しました。後半には、言語生成のための確率的言語モデルを高校生にも分かるよう嚙み砕いて解説し、さらに現在の言語モデルの問題点や技術の盲信への警鐘にも話が及び、内容の濃い有意義な時間となりました。

未習の数学的な知識が必要な内容も多くありましたが、生徒は収支、一生懸命聞く姿がみられました。講演終了時に生徒からも質問も複数あり、興味をもっていることがうかがえました。

 

 

 

【研究室見学】中埜研究室、米田研究室

更新日:2023.10.28

開催日:2023年10月24日(火)

実施校:東京都立科学技術高校

研究室:中埜研究室、米田研究室

講師: 松川和人 助教、秋元颯門 学術専門職員

参加者:高校1年生 6名

はじめに中埜研究室を訪問し、助教の松川先生より鉄筋コンクリート造建築物の耐震性能に関する研究紹介、続いてカードに記載された異なる特徴の建造物と過去に起こった地震を組み合わせ、耐久度を測るシミュレーションゲームを体験しました。

次に米田研究室では、実験機器やウィルスに感染した細胞などを実際に見たり、日本ではまだあまり知られていないニパウイルスのワクチン開発について説明を受けました。

将来を見据えた質問から、研究者として勤務する心得など具体的な話まで聞くことができ、大変興味深く楽しそうな様子をうかがえました。

 

 

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